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海が見たくなって小樽へ
朝散歩していると海が見たくなった。
とりあえず、札幌駅に行ってみる。
2時間ほどでハワイに行ければいいのだけれど、そう簡単にはいけない。
中央改札の前に立ち、時刻表をみあげていると、10時13分の小樽行きが目に入る。
頭のなかでは中島みゆきの「時刻表」がなっている。
♪今夜中に行ってこれる海はどこだろうお〜
♬人の流れの中でそっと時刻表を見上げるぅ〜
今まさに、そんな状況。
今日中に行ってこれる海は?
小樽!
あ、後4分で電車が出る。
とりあえず乗る。
乗ってしまえば、エアポート快速で、札幌から小樽築港まで25分。
あれ?近い。
意外と、すぐ海見に行けるのか。
札幌市街をぬけると、車窓に海が広がった。
電車は、海岸線を走っていく。
素晴らしい景色。
素晴らしい開放感!
南小樽の手前、小樽築港でおりて、マイナーな東小樽海水浴場へ向かう。
もちろん、この時期、北海道では泳いでいる人はいない。
ビーチに1人。
ここのビーチは砂浜が少なく、石が多い。
石?
ビーチなのに石がゴロゴロ。
それがなんともいえない味わい深い音を奏でている。
波がザッパ〜ン!と打ちつけ、引く時には、石たちが転がるので、ゴロゴロと音をだす。
ザッパ〜ン!ゴロゴロゴロゴロ。
ザッパ〜ン!ゴロゴロゴロゴロ。
人ってときたま海を見たくなるものですね。