夢をかなえる「部屋☆結界」の作り方
早いもので、もう金曜日ですね。
3月の後半から、やるべきことが多くなってきて、時間の流れが一気に加速するような感じがします。
ここから、あっという間に年末になってしまうのでしょうね。
★分散空間から集中空間へ
さて、今回からは、「守りの結界から攻めの結界へ」ということで、自己実現結界「夢をかなえる部屋☆結界」の作り方に入っていきます。
夢がかなう部屋結界って、なんだかワクワクしますね。
自分を守る部屋結界を作っているときは、ガラクタを捨てたり、汚れをとったり、鏡をおいたりと、ちょっと修行っぽいところが多かったですよね。
この外部からの邪気を入れない、またはマイナスエネルギーを入れない部屋結界ができて初めて、夢をかなえる部屋結界が作れるようになります。
乱雑な部屋にいると、あれもこれもと思考が分散してしまってすべてが中途半端で終わってしまうのが、キレイで神聖な空間をつくることで、「これをやるんだ!」という集中空間になります。
そうじ力でも繰り返し言っていることですが、お金持ちを続けている人達の部屋に共通しているのが、スッキリ、ハッキリしている整った空間なんですね。
★「夢をかなえる部屋☆結界」を作るには何が必要か?
そういうわけで、「夢をかなえる部屋☆結界」をつくっていきましょう。
といっても、作り方はそんなに難しくはありません。
やれるかやれないかという精神的な壁があるだけです。
それで、どうするのかといいますと、
大好きな物で部屋を作るのです。
境界線を決めて、自分を害するものを追い出して、自分の大好きなもので部屋を満たすのです。
注意点をあげるとすれば、「大好きなもの」とは、あなた自身を幸福にするものであり、向上させるものです。
たとえばキティちゃんが好きだったら、キティちゃんのぬいぐるみやキャラクター商品で部屋を満たせば「キティちゃん結界」ができあがります。
キティちゃん好きには、そんな部屋があったら、毎日気分はハッピーで、やる気も出てくることでしょう。
★妥協の人生からの脱却
これがどうして大切かというと、多くの人が「妥協して生きているから」なんです。
我慢して生きていると言い換えてもいいでしょう。
「部屋☆結界」は、あなたを守ってくれる空間でありながら、更にあなたの個性を開放してくれる空間であることが重要なんです。
僕のセミナーに参加していた20代後半の女性は、部屋を見回したときに愕然としたといいます。
ほぼすべてのものが、妥協して買ったものだったからです。
デザインがあまり気に入らないけど買った家具や、生地もいいけど色が好みでなかったカーテンやカーペットなど、部屋の中にあるほとんどの物が、「とりあえず安いから」と妥協して買ったものばかりだったのだそうです。
彼女がもっとも驚いたことは、自分の人生そのものも妥協の連続だったということです。
仕事も恋愛も、友人との付き合いも妥協だらけだったというんです。
まさに、部屋に自分の人生が現れていたということを実感したのでしょう。
そこから彼女は、部屋結界を作りはじめます。
ガラクタを捨てて、汚れやホコリを取り除き、「妥協」を部屋の外に追い出しました。
それから、以前、スウェーデンに行ったときに、将来この場所に住みたいと思ったほど感動したことを思い出し、前から実現したかった北欧のインテリアで部屋を統一しました。
それから、大きく彼女の人生は変わりました。
毎日、部屋に返ってくるのが楽しくなり、仕事にもやりがいを持てるようになり、給料が以前より高いところに転職しました。
彼女の人生から妥協が取り除かれました。
それから2年後、彼女はスウェーデンに住むことになったのです。
彼女は、長い間生活していた妥協で満たされた空間を捨てて、自分が大好きだと思う物であふれる空間に変えてから、短期間で夢をかなえました。
まさに魔法空間ですね。
ここでのポイントは、自分の大好きな物で部屋を満たしてあげることです。
★私が私に愛情を注ぐことで幸福のパワーを増幅させる
この空間は、まるで私が私に愛情を注いでいるようです。
そうです。
あなたは幸せになっていいんです。
幸福のパワーを使うのです。
一歩外へ出たら、我慢することが仕事です。
みんなと調和することが仕事です。
それが社会にでるということだし、大人になることです。
でもその我慢は、マイナスのエネルギーとなって、部屋の中にガラクタや汚れ乱雑さとなって現象化し、さらにあなたの心の中にもマイナスエネルギーとして溜め込んでいきます。
そして、あなた自身をじわじわと壊していきます。
あなたの部屋、プライベート空間の中では、あなたはお姫様だし、王子様です。
ここは唯一のあなたの王国だからです。
あなたのお城です。
誰にも邪魔はさせないし、誰の指図も受ける必要のない空間なのです。
その空間を、自分を取り戻すための行動のひとつとして、たとえばマグカップやソファカバー、クッションなどなど、小さくてもいいので、あなたの大好きなものに替えてみてください。
たとえばこんな人がいました。
とりあえずすぐ買い変えるからと思って100円で買ったものを、気づけば3年使っていたのだそうです。
それを、少し高価なお気に入りのマグカップにしたら、毎日紅茶を飲むたびに、幸せエネルギーで満たされたといいます。
僕も、20代の終わりに再婚して、狭い部屋から再スタートしました。
自分は家族を一番に考えて、書斎を持つつもりはありませんでしたが、妻が、あなたは将来大きな仕事をするようになるから、と、自室をもたせてくれました。
僕は、その当時、そうじの仕事をしていました。
そんな自分でも、帰宅して自室に入ると、作家のように過ごしました。はじめは古本屋で本を買って、少しづつ本棚を増やしていきました。そこは、自分が本当の自分に戻れる大好きな部屋でした。
そして、それから5年後に作家になりました。
今振り返ると、夢をかなえる結界ができていたのだなと思います。
ぜひ、大きい金額でなくても、自分に投資する気持ちで、大好きなものを妥協せずに買ってください。
少しずつでいいので時間をかけて、楽しみながら、大好きなものであなたの空間を満たして、夢をかなえる結界を作ってください。
きっとあなたは、ひとつひとつ大好きを増やしていくうちに、涙をすることでしょう。
「私は幸せになっていいんだ」「幸せになれるんだ」と、深く心から満たされるのを感じるはずです。
あなたを幸せにしてくれる人は、あなた自身だということに気づくことでしょう。
自分で自分を愛すのです。
あなたがあなたに愛されたら、あなたはあなたに感謝します。
もっと自分を大切にしようと思います。
あなたの身体にも心を配るから、食べるものも変わっていきます。
能力も高めたいと思うし、あなたが満たされれば、もっと周りの人も幸せにしたいと、そんな人になろうと思うでしょう。
だから、人間関係が改善されたり、出世したり、会社にも必要とされる人となったり、また、独立したとしても周りから頼りにされる人となったり、経済面で豊かになって発展していくのです。
今日は、攻めの結界として、空間内を自分が大好きなもので満たしてみようというお話をしました。
ぜひ週末、実践してみてください。
さて、次週火曜日は、応用編として「快眠寝室結界」を紹介します。
お楽しみに。
それでは、結界のある聖なる部屋でよい週末をお迎えください。