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自分の身は自分で守る
今日は「自分の身は自分で守る」について、語っていきます。
部屋に他人が土足で入ってくることはありませんが、自分の感情にドカドカと入り込んでくることは、けっこうありますよね。
知らず知らず、入り込ませてしまっていることもあるかもしれませんね。
「まだ仕事終わらないの?」
「もっと〇〇すべきじゃない?」
「あなたさえ我慢してくれたら、全部うまくいくのに」
「そんなことして大丈夫?」
「あなたって〇〇よね」
などなど。
自分が元気なときには反論したり、「はいはい」と受け流せたりと、じょうずに対応できるのに、疲れてくるとけっこうぐさっと心に入り込んでしまうんですよね。
知らず知らず、心が疲れてしまいます。
すると、ふと「自分ってだめだな」という思いが湧いたりして、根拠のないネガティブな自己評価をしてしまったりします。
放って置くと、エネルギーがレッドゾーンにまで達してしまって、急に鬱になったり、自殺願望が出てきたりします。
本人が気が付かないうちに追い込まれているケースが多いのです。
黄色に点滅している内に、対処できればいいですよね。
それは部屋を見ればわかるのです。
なぜなら、部屋に住む人の心が現れるからです。
「住めればいいか」
「とにかく寝たい」
「めんどくさい」
「もういいや」
「疲れた」
黄色点滅まで心が疲弊してくると、それは、カビ、ゴミ、汚れ、乱雑さとなって部屋に現れます。
部屋を片づけようとさえ思わなくなってきたらレッドゾーンです。
自分の心を取り出して見ることは不可能ですが、このように部屋を見れば自分の心を客観的に眺めることができるのです。
すごいことだと思いませんか?
自分の身は自分自身で守らなければなりません。
他人の自分に対する評価や言葉は、自分自身では自由にはならないものです。
自分を褒めてくれるかどうか、いい言葉を投げかけてくれるかどうか、またはその逆も、根本的には相手の勝手なのです。
自分ではどうすることもできないのが、当たり前ですが、真実です。
じゃあどうすればいいのかというと、自分の受け取り方や感情をコントロールするしかないし、心の中にズカズカと入り込ませないように対処するしかありません。
ここで、「部屋☆結界」の登場です。
自分の領域、境界線をキチンと決めて、自分の空間に入り込んだカビやゴミやホコリ、汚れ、乱雑さを追い出すことで、バリアがはられます。
心に入り込んでしまった不用意な言葉もいっしょに追い出されていきます。
部屋がきれいになってくるにつれて、自分を取り戻していくことでしょう。
この「自分はここにあり」という主張が重要です。
「ここから先は私以外入るべからず」という領域を決めることで、あなたを守る結界が作られるのです。
あとは結界内をそうじするだけ。
それだけで、強力なバリアがはられます。
「自分の身は自分で守る」
そのために、まずは部屋を見回して、自分の心のストレス度を客観的にみることからはじめましょう。