仕事に集中できないのはなぜ?「仕事机結界」が壊れていた!
部屋に結界を作るという、ちょっと不思議な世界を提案しております。
きっと平安時代だったら、大物政治家のお抱え結界師になれたのになあと思うと、残念です。
さて、今回も、結界を作っていきましょうと提案していきたいところでしたが、ちょっとスランプです。
昨日は、なかなか執筆がうまく進まなくて、ハワイに逃げたい気持ちでいっぱいでした。
なぜか、ここ2日間仕事に集中できないのです。
もちろん、書斎と机周りに二重の結界を作っているんです。
とくに机の上は、何も置いていなくて、いや、スピーカーは置いてありますね、そこにノートと万年筆を持ってきて執筆しています。
そんな集中空間であるのに、なぜか集中できないんです。
集中できないものだから、イライラして席を立つ。
立つたびに、「あ!そうだ、あの本を読んでおかないと」と、本を持ってきたり、音楽をかけてしてはみるものの、しっくりこないからイヤホンをもってきて、やっぱりヘッドホンかなと、ヘッドホンを取り出したり、カメラが気になって、取り出していじってみたり、気がつけば机の上はいろんな物で埋め尽くされていました。
つまり「仕事机結界」が壊れていたんですね。だから、集中を邪魔するさまざまなものが机の上に引き寄せられてしまったのです。
そこで僕は考えました。
なぜ何も物が乗っていない机だったのに、こんな状態になってしまったのかと。
すると発見したんです。机の下に請求書ボックスが置いてあったからだったんです。
気が付かないうちに「結界」は破られていました。
自分で持ち込んだのだのですが、たった一つのボックスだったのに、このように潜在意識に与える影響は大きいんですね。
いろいろな方の自宅を鑑定するときに「子供の学力が上がらないのですが、どこを掃除したらいいですか」と聞かれることが多いのですが、その時、子供部屋をチェックさせてもらうと、共通して机の上がぐちゃぐちゃだったりします。
「勉強結界」が壊れていて、集中どころではない。勉強以外のことが気になってしまうからですね。
仕事でも同じで、机の上が汚かったり、書類が山積みの人は、基本、仕事ができない人が多いですね。
これには例外があって、机の上に資料が山積みでも仕事ができるという人がたまにいます。そういう人には、机の作業面積を広くしてあげるともっと成果が出るようになります。
たいていは、勉強や仕事ができない人は、机の上が乱雑です。
このように乱雑な状態は、「あれもこれもと」分散している心の現れだったり、イライラしている焦りの現れだったりするんですね。
それが机の上に乱雑さとなってものがあふれ、その乱雑さを見た人もまた分散してしまい、乱雑さを増幅させていくのです。
これが、机結界が壊れたことによって、集中できない現象が起きてしまうのです。
はじまりは、いつも、小さなところからです。
机の上に何気なく置かれた本、雑誌、封筒だったりします。
この、小さなところから結界が壊れていくさまを理論化したのが「割れ窓理論」です。
それでは、また来週お会いしましょう。
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