ナイジェル・コーツ作「ノアの箱舟」鑑賞する!
札幌地下鉄南北線の中島公園駅の2番出口から徒歩1分ほどのところにあるちょっと変わった建築物を鑑賞しに来ました。
すすきの通りのはずれの創成川沿いに建っているので、札幌に住んでいる人は一度はみたことがある建築です。
正式作品名がかっこいい!
「Arca di Noe」
アルカ ディ ノエ、
イタリア語です。
日本語だと、そうなんです。
「ノアの箱舟」
今回観に来たのは、イギリスの鬼才建築家ナイジェル・コーツの作品「Arca di Noe」です。
変わった建物だとは思うのだけど、一見みただけでは箱舟には見えないでしょうね。
正面に来るとしっかりと船の形をしているのですね。
目もついてます。
なかなかの存在感です。
石から削り出されたところをイメージして創られたようで、特殊な素材を使っているようです。バブルの時代だからこそ建てることができたんですね。
真後ろ。
横
なぜ、コーツはノアの箱舟を札幌に作ろとしたんだろう?
あ、川か。
創成川が目の前にあるから船か、と妙に納得してしまいました。
そんな単純。
ナイジェル・コーツの作品は、現存するものは西麻布に「ザ・ウォール」があります。東京に住んでいた頃は散歩コースでよくその前を通っていたけれど、今その作品を観たいと思ったら、現地に行かなきゃならない。
それがたまらない。
建築物はコピーがないし、場所も移動できない、新しい建物ができれば景観も変わる。それに日本だと老朽化でいつ壊されるかわからないし、わざわざでかけて鑑賞する価値があるのです。
日本には、バブルの頃に世界的な建築家が建てた芸術作品が数多くあるので、あなたの住んでいる近所にも名作があるかもしれません。
さがしてみてはいかがでしょう。
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