着物で大損した思い出。

皆さんこんにちは。暑さで疲労していますね。本当にあついせいで、なんだか虚しく感じることが多くなりました。電気スタンドの灯りだけでも暑くかんじられ、毎日がすごく辛いです。
そんな中ですが本日、富士フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にいってきました。母の知り合いが、入っていたので、応援の意味で行ったのです。正直アマチュアのオーケストラでしたので、あまり期待はしていなかったのですが、演奏を聞いてみるとそのようなことはまったくなく、なかなか素敵な演奏を聞かせてくださいました。変に音がちがうとか、和声的におかしな箇所もなく、正確に演奏されておられました。なかなか、努力されているようで、しっかり敬意を示さないと行けないなとおもいました。
本日は、こちらの単の紬の着物でしたが、改めて、訪問着とか、小振袖など礼装に近い着物が必要だなあと思いました。

他にも着物をきている方を見かけましたが、綸子の色無地など、正装に近いものを着ていらしたので、それだけうまいオーケストラなんだなというのも感じさせられました。
だから、着物はかわいいだけでは選ぶことはできないんですね。
かわいいから小紋で何でもいける、という考えとは違います。
本日のコーディネートは失敗でした。
かといって、どんな年代でも色無地をきていけば大丈夫?ということもありません。若い人が、色無地ですと、若いくせに年寄りの格好して生意気!と言われることもあります。
今回は、紬の小紋でしたので、ちょっとカジュアルすぎてしまったようです。やはり、いままでの経験からいいますと、アマチュアオーケストラや合唱団には、訪問着くらいは着ないとだめで、うまいところですと、小振袖や中振袖なども必要になってきます。私はまだ30代であり、独身なので、振袖の仲間が一番安全な気がする。
先ほど、中振袖と書きましたが、あまりどはですぎる中振袖でなければ、演奏会には十分使えます。アマチュアオーケストラであっても、ベートーベンの第九やヘンデルのメサイアなどの大曲、内容が高尚な曲でしたら、変に年寄り臭くならずに、振袖の仲間を使う方が、安全だし好評です。
ちなみに、ヘンデルのメサイアコンサートに行って、このときもえらく大損したなと思いましたけれど、その時のコーデはこちら。

小振袖ですが、すごいカジュアルで、メサイア、しかもワトキンスショウ版というすごい楽譜を聞かせてもらったのに、申し訳ない気がしました。
二度あることは三度ある。
学ばせてもらったのは、うまいバンドでは、格の高い着物が必要。まわりの人たちの着物をみるのも、そのバンドが上手いかをしめしてくれているということでした。
だから、それに応えられる着物を着ないと、だめなんですね。
これからは、気をつけたいなと思います。
とっぴんぱらりのぷう。

拝読有難うございます。何かの参考にしてくだされば嬉しくもいます。