【使ってみた】AI作曲サービス「SOUNDRAW」
先日CreativeLABが開催したオンライン新年会で、ものすごく衝撃を受けたのでまとめることにした。
何に衝撃を受けたのか、AI作曲サービス【SOUNDRAW】だ。
簡単に言うと、AIが無数に生み出されるフレーズを組み合わせて楽曲を作るサービスだ。
楽曲の尺・構成・楽器・テンポなどのカスタムが可能だそうだ。
最初説明だけ聞いたとき、すぐにイメージがピンと来なかった。なんとなくアニメ「キャロル&チューズデイ」っぽい感じかなとしか...。
しかし【SOUNDRAW】のデモを見て、一気に現実に引き戻された。
えっ...??これすごくないか。
数秒で音楽が作曲されたのを見て、動揺した。
しかし音楽で生計を立てているわけではない私がいくら言ってもすごさは伝わらないだろう、つらっ。
とにかく百聞は一見にしかずだ。YouTubeの動画を掲載しておく。
これ動画クリエイターの人にとって、めっちゃ嬉しいんじゃないかな?
(動画クリエイターにとって、楽曲の選定は大変らしい)
▼基本的な使い方はこっちの動画を見るとイメージしやすいだろう。
× × ×
とりあえず【SOUNDRAW】を使ってみた
まずはアカウントを登録し、サービスをブラウザ(Chrome)で開いた。
なるほどこんな画面か。
ビデオテーマを次の4種類から選択する。
・Web CM
・Corporate
・Motion graphic
・Vlog
とりあえず【Web CM】選択しとこう。
ムードは8種類ある。
・Happy
・Stylish
・Light
・Relaxing
・Exciting
・Emotional
・Dramatic
・Peaceful
ここは【Happy】かな?
次に楽曲の長さを設定する。
現在SOUNDRAWは、最短で0:10、最長で5:00までの楽曲可能だそうだ。
この機能便利すぎる...。
とりあえず【1:30】で設定。
最後に詳細を決める。
ここでは楽曲のテンポと楽器の選択、ジャンルを設定する。
今回はテンポを【速い】に設定した。
楽器は
・ピアノ/キーボード
・ブラス
・シンセ
・アコースティックギター
・エレキギター
・ボイス
の6種類を選択している。中には口笛やストリングスなどもあったが今回は選択していない。
そしてジャンルを選んで準備完了だ。
大きく4つの設定を選択し、CREATE MUSICのボタンを押すだけでAIが15種類の楽曲を作曲してくれる。
どんな楽曲ができるのかな???
× × ×
【SOUNDRAW】でできた楽曲を紹介
全部紹介することができないので、1楽曲をチョイスした。
私が選択したのは、こんな感じ↓
●ビデオテーマ
Web CM
●ムード
Happy
●長さ
1:30
●テンポ(詳細)
速い
●楽器を選ぶ
・ピアノ/キーボード・ブラス・シンセ・アコースティックギター
・エレキギター・ボイス
●ジャンル
・Corporate/Pop・Rock・EDM・Disco/Funk・Techno Pop
この設定でできあがった楽曲がこちら
めっちゃ海外ドラマとかCMで流れてきそうな楽曲ができたーーーー!!
どうしよう、ほんと良い!楽曲を聴きながら仕事していたら捗りそう。
※注意
今回noteに掲載する上で拡張子を変換しております。
また後述にも記載しますが、ファイルの転売、サブライセンス、または(無料でも)再配布する行為は禁止されています。そのためこの楽曲のダウンロードも許可しておりません。
× × ×
【SOUNDRAW】はどんな風に利用できるのか?
【SOUNDRAW】の無料プランは作曲無制限と曲保存ができる。
しかし作曲した楽曲をダウンロードしたり、YouTube利用や商用利用などは有料プランに加入する必要がある。
いや、十分すごいでしょ。これ音楽選定が必要な動画クリエイターは、簡単に元取れそう。
禁止事項として、次の3事項がある。
・楽曲の転売はできない
・YouTubeコンテンツID登録はできない
・Spotifyなどの音楽配信サービスでの楽曲配信はできない
プランの加入と上記内容を守れば、永久ライセンスとして利用できる。
...永久ライセンスだと?!
ダウンロードした楽曲は、永久ライセンスで利用できるとのことだ。
これ、本当にすごいのでは?!
× × ×
私は【SOUNDRAW】をこんな風に使ってみたい
【SOUNDRAW】で作曲した楽曲に合う小説を執筆してみたい。最近別の作品からインスパイアされてできた小説の評判が良いためだ。
とりあえず今度挑戦してみよう!
私みたいな作曲センスのない人間が簡単に作曲できるのは、本当に感動している。
× × ×
テクノロジーが芸術に参入することについて思うこと
以前私はこんな小説を執筆した。
ざっくり言うと、テクノロジーが芸術に参入したら人間はどうなるのかについて空想した小説だ。
私のスタンスとしては、テクノロジーによってクリエイティブの波が加速することはありだと思っている。
そこから何か新しいものが生まれたり、人間が奮起してさらに芸術の高みを目指すのではと。(まあ私もAIが執筆した小説を読んだとき、心が少しざわついたけど...。)
私は本職の作曲家が作曲した楽曲には、ストーリーがあり、思いがあり、技術があると思っている。
そのことを人が理解している限り、芸術に携わる仕事はなくならないと思っている。
それに人とテクノロジー(AI)が共存して新しい”何か”を作れたら、それはきっとすごいことではないだろうか?
× × ×
まとめ
最後少し感傷的になってしまったが、AI作曲サービス【SOUNDRAW】は本当におすすめだ。
特に音源に困っている動画クリエイター、YouTuber、VTuberにとっては使いやすいと思う。
これを機に「私ももっとクリエイティブなことに挑戦したい!」と思ったそんなサービスだ。
サポートありがとうございます。