落ちる、落ち込む、極度まで落ち込んでみよう

私は今週1週間会社を休んでいる。

理由は単純に風邪。
幼少期から慣れっこの扁桃炎で38℃台の熱。
コロナ、インフルは陰性である。
たまになるが大人になってからの高熱、
一人暮らしでの体調不良はなかなか辛いものである。
飲み物も、食べ物も、病院も、
ベッドから起き上がるだけでやっとの思いのところ、1人でやりくりしなければならない。
幸い、クリニックもドラッグストア、我等のマツキヨも家から徒歩1分圏内だ。

日曜に洗ったばかりのシーツ類が月曜から発熱大汗で、またすぐ洗いたくなる。

日曜出かけて夕方帰宅し、いつも通り身体が疲れてるなと感じたが、やがて悪寒がし始め、体中の節々、背中、皮膚が痛くなる。

あ、熱だ…
と嫌な予感は的中し、眠れない夜を過ごす。

しかしながら、熱自体は2日で治り、水曜にはなんとなく楽になっていたが、完治ではない為会社は休んだ。

正しくは在宅を申請したが、緊急性がないと却下された。

体調を優先にしてください。
という言葉を素直に認められず、融通の効かない、硬い上司だな。
なんて思ってしまうくらい、もう会社に対する気持ちが捻くれ過ぎてしまっている。

案の定、文章にも感情がのってしまい上司と軽い言い合いをする。笑

改めて、早く辞めよう。と思い、転職活動に気合が入る。

が、そんな単純な人間では既になくなってしまっていて、だらけがちな自分がしたことは、まず、気分転換。

ベッドの上にいると、さらに体調が悪化しそうで、思い切って外に出た。

最近は釣りを始め、ハマっている。
これがなかなか良く、最近で一番充実している時間だ。

元々釣りは好きだが、本格的に始めてみようと思ったのは初めてで、ロッドやリールも初めて自分でちゃんとしたものを友達に教えてもらいながら揃えてみた。
YouTubeを見ながら自分でラインを巻き、リードとラインを結び、ジグを着ける。

一連の作業も、釣りに行くのも終始1人だが、
物凄く楽しいのだ。

元々寂しがりな性格で1人で居る時間を苦痛だと感じているが、釣りをしている時間は物凄く楽しくて、1人の時間が有意義に感じられる。

自分にとって幸せなこと、有意義な時間、自分自身で作れる幸せ…

これが、大事なのだ。

元々メンヘラ気質、常にネガティヴな自分は、
何故かと思うくらい自分に自信が無く、落ち込むのが得意で、特技と言ってもいいくらいだ。

多分、もともと、基本のキーも低い方である。

厄介なのがAB型で自分に自分が振り回されるところ。
まぁ、それは置いておいて。

落ち込むということが、これまでは良い事だと思えずに、踠き、無理矢理奮い立たせたりなど反発していたと思う。

年齢もあってか、環境への諦めなのか、
単純に疲れて、闘うエネルギーが無くなったのか、
だんだんと受け入れられる様になってきた。

これが良いことなのかは分からないが、今の自分にとっては良いことで、ある意味での成長だと感じる。

自然に身を任せる。
今はそういう時期なんだと。

若い頃は、エネルギーでなんとかなっていたのかもしれないが、少なくとも今はここに使うエネルギーは残っていない。

落ち込むということに、身を任せてみると不思議なもので。

これまで見えなかった、感じられなかったことが感じられる様になる気がする。

いや、今までも見えていて感じられていたけど、認められない自分が居た、という方が正しいかもしれない。

寂しさや、悲しみから逃げずに受け止める。
誤魔化さずに感じる。

Sorrow の時間が大切なんだ。

極限まで落ちたら、上がるしかないと信じて。



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