着たい服があるから、痩せなければならない。

こんにちはしゅんたろうです。

別に普段書いている事も大層なものでは無いのですが、暇なのでnoteで書く事にしてみました。

僕はデザイナーブランドが好きなんです。ブランド自体も好きなんですが、どちらかというと好きと言うのが、デザイナーに属しがちで、ありがちですが、中でもHEDI SLIMANE(エディスリマン)というデザイナーの事が大好きです。

タイトルからちょっと逸れてしまうのですが、なんで好きになったのかって話からまず書かせてください。

1 HEDI SLIMANE(エディスリマン)との出会い

ロックやオルタナティブが好きで、ひたすらCDを買いまくりの聞きまくり、音楽自体も好きですが、アーティスト自身の荒々しさとか、スタイル・ファッションなんかにも憧れてる量産型な学生時代をおくっていました。

そんな少年が衝撃を受けたのが、2001年、僕が15才の時に発表された、エディスリマンによる、Dior Hommeのコレクションです。

そのコレクションはまるで大好きなロックスターよろしくなスタイルのモデルが、モードでラグジュアリーだけど、ストリートの匂いを感じる服を纏って、颯爽と歩いていたショーで本当にかっこよかったんです。

今ほど簡単に海外コレクションの映像なんて見れないし、英語も読めなかったのにネットで探したり、コレクションの写真がまとめられた雑誌を買っては食い入る様にみていました。

コレクションで発表されていた、タイトで裾に丈が溜まるスキニージーンズやグラム期に展開されていた金色のピンヒールブーツは15年以上経った今でも持っています。(今は履けないけど)

ちなみに街に溢れているスキニージーンズを世に送り出したのはエディ・スリマンだと言われていたりもします。サッカーの中田選手やキムタクとかが着てて、本当にカッコよくて憧れてました。

そして、散々それに没頭すると、挙げ句の果てにはそんな洋服を自分も作りたい!と言い出し、ファッションデザイナーを目指し、ファッションの専門学校に通い始めます。

学校に入ると、丸パクリの様なデザイン画を書いたり、洋服を作ったりと今考えると個性のかけらもないですが、本人は楽しんでいたんだと思います。

そんな影響を与えまくったエディスリマンが引退したのが、2007年でまだ在学中で僕は21才になっていました。変わってDior HommeのディレクターについたChris Van Ash(クリスヴァンアッシュ)のコレクションもカッコよかったのですが、なんだか買う気にはならなっかたです。

別にDior Hommeが好きなのではなく、エディスリマンが好きだったんだなと、そこで初めて気づいて、そのまま熱も冷めていってしまいました。

Dior Homme(エディスリマン)に衝撃を受けて、デザイナーになりたい!と思い、学校にまで通い始めたのですが、もともとアイデア(デザイン)が全てDior Hommeのパクリなので、自分らしさみたいなのは、無いのだから、それは適当極まりない感じに過ごし、卒業を迎えるのです。

2 まさかの電撃復帰で再会したが...。

そんな奴でも運良く就職が出来、晴れてアパレル業界に入る事ができたもの、その様なメンタルでは続くわけもなく、一瞬でデザイナーはやめてしまいました。

僕は身長が175cmなんですが、当時体重が45Kgしかありませんでした。デザイナーをやめたあとは営業に鞍替えするのですが、人と話す機会が増えると、ガリガリ、細っ!とか言われる機会が多くなり、コンプレックスとなりました。

必死こいてご飯を食べ、プロテインを飲み、筋トレってのを数年続け、ようやく60Kgを超えてきた時に起こったのが、2013年のSaint Lawrentでのエディスリマンの復帰でした。

時代はストリートスタイルや、ノームコアって言葉が流行っていて、相変わらずのタイトシルエットとロックテイストは時代に逆行しているイメージでしたが、これぞエディ・スリマンって感じで、めちゃくちゃカッコいい!!ってなりました。

ただ既に60Kgを超える体重になってしまっていた僕には、新しいSaint Lawrentのタイトな服が着れない!!

もちろん、サイズをあげれば着れますが、そんなのカッコ悪いじゃないですか。それにこの時は既に筋トレが心地よくなりすぎていて、せっかくここまで頑張って大きくした体を小さくするなんて事は僕にはとても出来ませんでした...。

3 欲しいモノの為に努力したら、余計なモノまで手に入った。

自分の中で衝撃の再会を果たしたものの、既にタイトなジーンズに足をねじ込めなくなってしまっていた僕なので、せめて上物や小物だけでも買いたいって思う様になります。

しかし、為替の影響なのか、Dior Hommeの頃よりもべらぼうに値段が高い。Dior Hommeの頃はデニムが5万〜ぐらいだったのですが、Saint Lawrentでは9万〜とめちゃくちゃな金額です。

当時はまだ会社員で、月30万ぐらいの給料だったので、到底買えません。

45万円と、新品の原チャリが買える様な金額のライダースジャケットや20万円ぐらいするキャンバスのバックパックを買おうと思ったら、もうとにかく出世して給料を増やすしかないって思ったんですね。(独立とか副業するなんて考えは、バカで世間知らずだったんで一ミリもなかったです)

その結果、出世のために色々な知識を身につけていった事が、独立するっていう考えに繋がったり、結果給料も上げる事が出来て、今思えばとてもいい事だったんだなって思います。

そうして手に入れたモノなので、今も大切に使っていますって話で終われば、綺麗なのですが、一方(仕事)に集中しすぎたせいで、生活がもはや滅茶苦茶になっていて、気づけば体重は70Kgを超え、筋トレもサボっていたので、余計な脂肪まで手に入れてしまった、小太り君になっていました。

4 なんて言ってたらまた引退するのかよ!!

手に入れるまでの経緯は端的に書いていますが、これ3年ぐらいかかってる話なんです。

その間に会社も退職して、違う会社に引き抜かれたりなんかしながら、そこそこお金も稼げる様にはなってきていて、相変わらず小太りではありましたが、これからは、ちょっとずつでも買えるぞ!って思ってたら、エディがSaint Lawrentを引退するというニュースが......。

せっかく、時は来た...後は買うだけだ...なんて思っていたのに、またかよって!感じです。

そんな感じで、また買う機会に恵まれなくなってしまっていました。

その後は色々モチベーションが下がっていたんですかね?気づいたらほとんど仕事をしなくなり、最低限自分が食えりゃいいや!ぐらいの仕事しかしなくなって、そんな高いモノ買えなくなっちゃってました。

そんな時に今度は今までレディースしかコレクションの展開をしてこなかったCELINEでエディスリマンが復帰するというニュースが!!

もう本当なんなんだよ!って思います。けど、やっぱ復帰はめっちゃ嬉しいし、どんなコレクションになるんだろうってワクワクしますが、絶対めちゃくちゃ高いんだろうなぁ...。

そして、絶対またタイトシルエットだろうから着れないんだろうなぁっと、もはや、興味がない感じになってしまっていました。

5 サマソニ見たら思い出した!!

発表されてから今まで、幸い仕事へのモチベーションは復活して、色々と頑張る気になってきました。

そして今日、たまたまチケットを頂き、何年かぶりに見に行ったサマソニで見たロックスター達は相変わらずカッコよくて、めちゃくちゃエモくて泣きそうになっていました。

そして小太りになってしまった自分を見て、本当にヤバい、まず痩せようと思いました。

僕はそもそも何か目的が無いと、モチベーションが続かなくて、じゃぁ何をモチベーションに頑張ろうかと考えた時に、エディスリマンのセリーヌの事を思い出しました。

これじゃねーかと!テンション上がりまくりで、今これを書いています。

エディの服を着るとなると、既に70Kgを超えてしまった体を、せめて55Kgぐらいまでは落としたいので、15Kg痩せなければなりません

パリのファッションウィークは9月の末だから、そこから店頭に並ぶのはおそらく1月頃かな。

5ヶ月あれば、全然なんとかなるでしょ!!頑張ろう!!

まだどんな服かもわからないのに、目標としてしまいましたが、最近のエディのHPを見ても、相変わらずの感じなので、きっと大丈夫でしょう!!

この事を言うためだけに、長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

と言うわけで、また経過なんかは不定期にここで書こうかなって思います。

それではまた!!

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SHUN-TALOW
頂けたら、ダイエットに使います。