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【雑記】菅野よう子さんのライブを見た話

2024年12月6日と7日に菅野よう子とSEATBELTSのライブを見た、本当に良かった。
人生ってやりたいこととか見たいものとか、まだまだたくさんあるからこれからも元気に生きていこうって思える素晴らしい経験だった。
ありがとうMONTREUX JAZZ FESTIVAL JAPAN 2024

これまでも菅野よう子さんが演奏していたり、エアギターしてたり、めっちゃ踊ってたりするのを生で見る機会はマクロスとかうたコンとかであったんだけど、SEATBELTSと一緒に演奏する菅野よう子さんは生で初めて見ることが出来たのが本当に嬉しかった。
マクロスFはもちろん自分の音楽人生にとって大きな影響を与えた作品の一つなんだけど、カウボーイビバップや攻殻機動隊の影響もやっぱり大きいんだな〜と感じることができたし、あらためて考えると坂本真綾さんのプラチナが人生初菅野よう子楽曲なんだけど、初めてプラチナに出会ってからこれまでの人生で色褪せない名曲として自分にとって大切で大きな存在なのを今回のステージを見ていて再認識させられたのもなんか良かった。

カウボーイビバップのサウンドトラック(ジャケットが赤いやつ)は名盤!って開演前も終わってからもずっと話し続けてたんだけど、特にコロナ禍のクソつまんない頃にこのアルバムを一生聴いていて、音楽が近いものから遠くなってしまった毎日の中で、少しずつ楽しい気持ちにしてくれて自分の人生を支えてくれていた大切な存在であることをTank!やRushを聴いていてしみじみと思い出していた。
だからこそSPACE LIONでたくさんの人が集まってステージの上で演奏することができている光景を見ていて、この曲を聴くことができた嬉しさと同時に、またたくさんの人たちが集まって音楽を奏でることができる世界になったことと、たくさんの人が集まってそれを聴くことができる世界になったことに対しての喜びみたいなのも強く感じていた。
少しずつ演奏面で違うところはあったけど、両日演奏された曲だとSPACE LIONがやっぱり1番心にきたかな。

inner universeとriseもとても良かった。
特にinner universeは曲中ずっと口と目を開けたまま固まり続けるくらいの衝撃を受けていた。
この2曲の時に2015年に亡くなられたOrigaさんの声の音声データが流れていたんだけど、ステージ上では声の波形が曲に合わせて動いていて、そこにOrigaさんはいないけど、Origaさんの声に宿っている魂を菅野よう子さんが連れてきてくれたような感じがして、肉体が亡くなったとしても命って感じれることってあるんだなって2日目のinner universeの時に思ってしまった。
このことって正しく言い表せてるのか自信がないんだけれども、それでも自分はそう感じていたし、inner universeを聴いていた時に感じた気持ちを大切にしたいなと思って忘れないためにこの文章を書いている。

Day1のセットリスト
Day2のセットリスト


ライブが終わった後に配られていたセットリストの紙を大事な宝物のように次のステージまでの30分くらいの間ずっと大切に握りしめてる自分がいたのもなんか良かったな。
セットリストは文字でしかないからライブで体験した人間にしかわからないことや伝わらないことってたくさんあるんだけれども、それでも菅野よう子さんのライブを見た後に文字として改めて直前の1時間で聴いていた曲たちを見直していたからこそ沸いてきた実感ってすごくて、紙媒体の持つ力みたいなのも少しだけ感じてた。
人生楽しくなくなった時にこの紙を見ながら今回のセットリストの曲たちを聴き直したらまた楽しくなれそうなのも嬉しいし、宝物であり、今後の人生の最強のお守りみたいなものを手にしたような気分。

人生においての視野が広がった感じがして本当に良い経験だった。
この機会を逃さなくて良かったし、この経験を一緒にしてちゃんとそれぞれに感じるものがあった友達が何人もいるのも自分の人生にとっての誇りのように感じてしまった。
改めて今回のステージや機会を作ってくれた方々には感謝だし、何より自分の人生を楽しくしてくれた菅野よう子さんには感謝しかない。
また見たいな、菅野よう子さんのライブ。
良い経験でした!

まるっ。

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