【3分読書】自分の中に毒をもて ー 岡本太郎

こんにちは最近豆を自動で引いてくれるコーヒーメーカーを買いましたKSKです。
記念すべき初のブックレビュー投稿です!
僕の記事では3分で読める超簡潔なブックレビュー、要約をしていきたいと思います!

さて、今回取り上げる本は言わずと知れた名著、岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」です。
かなり有名な自己啓発本で多くの方がまとめられていると思いますが、ここでは個人的重要ポイントを簡潔にまとめていきたいと思います!

・成功や結果にこだわらない

たとえ、結果が思うようにいかなくたっていい。結果が悪くても、自分はスジを貫いたんだと思えば、これほど爽やかなことはない。

失敗したっていいじゃないか。その方が面白い。人間の大部分の人々が成功しないのがふつうなんだ。

人間にとって成功とは自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。

・自分のスジを誰にも渡すな

何かこれと思ったら、他人の目を気にしないこと。わが人生、他と比較して自分をきめるようなことはやらない。ただ自分の信じていること、正しいと思うことにわき目もふらず突き進む。

他人に対してプライドを見せるということは、他人に基準を置いて自分を考えている証拠。そんなものは本物のプライドじゃない。たとえ、他人にバカにされようが、けなされようが、笑われようが、自分がほんとうに生きている手ごたえを持つことがプライドなんだ。

自分の正しいと思ったことを平気で明朗に表す。そうすればみんなが明朗になってやる気になって楽しく生きがいのある生活に巻き込まれていくだろう。

あたりを気にしないで自由にのびのびと発言し、行動することは確かにむずかしい。苦痛だが、苦痛であればあるほど、たくましく挑み、乗りこえ、自己をうち出さなければならない。若いときこそそれが大切だ。この時代に決意しなければ、一生いのちはひらかない。

・とにかくチャレンジ

どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみる。

「いまはまだ駄目だけれど、いずれ」と絶対に言わないこと。「いずれ」なんていうヤツに限って、現在の自分に責任を持っていない。生きるというのは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ。

自分で駄目だろうと思うことをやってみる。自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいい。

世の中は変わらなくても自分自身は変われる。 世の中が変わらないからといって妥協したら、絶望的になってしまう。だから闘わなければいけない。

意志を強くする方法なんてない。そんな余計なことを考えるより、ほんとうに今やりたいことに、全身全霊をぶつけて集中する。

才能のあるなしにかかわらず、自分として純粋に生きることが人間のほんとうの生き方。才能があるなんてことは逆に生きていく上で、マイナスを背負うことだと思った方がいいくらいだ。

素人は玄人の真似をしようとして尻ごみしてしまうが、とんでもない。むしろ下手の方がよいのだ。

何でもいい、見物人ではなくとにかく自分でやってみよう。動いてみよう。出発は今、この瞬間から。

・危険な道を行け

危険だ、という道は必ず自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。だからそっちに進むべきだ。

人生を真に貫こうとすれば、いのちを賭けて運命に挑まなければならない。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。

独自に生きたくても、現実にはむずかしいというかもしれない。しかしその矛盾と闘わなければ駄目なんだ。闘えば、そのなかに自分の生きがいが発見できる可能性は大きい。

ただのなまぬるいサラリーマンになることは容易だ。しかし、そこではほんとうの自分をごまかして画一化するより他はない。それよりも、危険な道をきりひらいて行くべきだ。決して遅くはない。諦めてはならない。あえて敗れることを決意して、社会にぶつかる。それによって、さらに大きな輝かしい人間像を形成していくのだ。

・己を殺す。そこから自分が強烈に生きる

自分を大事にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまう。己を殺す決意と情熱を持って危険に対面し、生き抜かなければならない。

自分は駄目人間だと平気で認める。下手なことを明るく自認すれば、コンプレックスを持たずにすむ。

自分を大事にしすぎているから、いろいろと思い悩む。そんなに大事にしないで、それなら今度から好かれなくていいと決心して自分を投げ出してしまうのだ。

自己嫌悪なんていい加減のところで自分を甘やかしていないで、もっと徹底的に自分と闘ってみよう。するとファイトがおこってきて、己自身をのり越えてしまうし、自己嫌悪なんかふっとんでしまう。

・KSKの個人的レビュー

危険だと思う道は実は自分が行きたい道だというのは核心をついていると思いました。
また個人的には「己を殺す決意と情熱をもって危険に対面する」という言葉に心を揺さぶられました。自己嫌悪する自分も、言い訳する自分も、他人の目を気にする自分も、すべて殺して自分を貫く。

皆さんも始めてみてはいかがでしょうか。今、この瞬間から

それではまた!

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