実践的!私の銘柄選びと売買タイミングのノウハウ
このnoteは、日本株の株式取引を行う人に向けて、以下を解説します。
・スクリーニングを応用して「業績をベースに銘柄を抽出」し、「投資すべき企業を選ぶノウハウ」
・「想定株価」を算出して、「割安/割高の判断や売買の判断をするノウハウ」
投資を始めたのはいいけれど、
「どうやって銘柄を選べばいいか分からない!」「みんなが知らない良い銘柄を見つけたい!」あるいは、
「買いたい銘柄があるけれど、いつ買っていいのか分からない!今は割安なの??」という方におススメする内容です。
なお、このnoteはAmazon Kindleにて私が出版した「株投資やるなら知らなきゃ損 自分に合った伸びる銘柄の見極め方」という本の実践編になります。
この本、Kindleの全カテゴリ売れ筋ランキングで1位を獲り、発売から8ヵ月経った今でも売れ筋ランキングで常にトップ10に入ってます。好意的なレビューも多数あり、選ばれ続けている良書と言っていいと思います(自分で言うか?)。
私からすれば、まさに「トンビが鷹を生んだ」とも言うべき本ですね。
さて、この本を書いた後で、実践的な銘柄選びの方法と売買を行うテクニックを記載したくなりました。
しかし・・・残念ながら、Kindle本は内容のアップデートができません。内容を追加して本を書くと「別の本」として販売するしかないのです。
というわけで、今回このnoteで実践的な銘柄選びの方法と売買を行うテクニックを説明することにしました。noteなら、後で内容を追記することも可能ですから。
このnoteを読めば、少なくとも私master_k並みの銘柄選びと売買ができるようになると思います。爆益を上げるのは・・・保証できませんw
ちなみに今回紹介する手法で私が行った取引の代表的なものは以下です。
・イーガーディアン +62.8% (売買期間7ヵ月)
・JES HD +52.4% (売買期間5ヵ月)
これらの銘柄の実際の売買の結果や、売買の判断方法はnoteの中で説明しています。
またnote末尾に付録として私が今買いたい株と購入希望価格のリストを付けていますので、参考にしてみてください!
◆この記事をおススメする人
・どうやって銘柄を選んでいいか分からない人
・自分で銘柄を選べるようになりたい人
・私のKindle本を読んでさらに実践的な銘柄選び方法を知りたい方
・売買するタイミングが分からない人
・想定株価の算出に興味がある人
・今の株価は割安か割高か?判断できない人
・決算は良かった・・・けど、株価にどれくらい影響するのか分からない人
◆この記事をおススメしない人
・テクニカルを学んで、売買タイミングを考えたい
・テーマ株や需給で値上がり益を得たい
・とにかく儲かる銘柄を知りたい
※購入者様に特典があります:noteの内容や、分からないことに対してtwitterのDMやメール(shameless.masterk@gmail.com)で回答します!
※noteの内容に満足いかなかった方は返金可能です(note規約による)
ここまで読んでいただきありがとうございました😊オススメしない方は、記事の内容に満足していただけないと思います。時間の無駄になってしまう可能性もあるのでどうぞこのnoteを閉じてください。
次のnoteはもしかしたら、あなたの必要な情報になるかもしれません。その時はよろしくお願いしますね。
なお、このnoteおかげさまで販売開始から4時間で200部以上購入いただきました。
購入いただいた方からもとても嬉しい感想をいただいており、本当書いた甲斐がありました😁
※改定履歴
7/23 私が買いたい銘柄と希望価格のリスト追記
7/31 事業の将来性から売上高やEPSを予測する方法を追加
2021/7/7 有価証券報告書の有用性とRobofolioによる適時開示の通知の記載を追加
それでは本文にどうぞ!
お断り:本noteは特定の銘柄や、売買のタイミングを示したものではありません。本noteに記載された銘柄へ投資される場合は、すべて自己責任で行っていただくようお願いします。私、master_kはいかなる結果にもその責を負うことは致しかねます。ご了承ください。
●まずはスクリーニング
あなたは「どんな会社の株を買ったら利益が出る」と考えますか?
人気のSAAS株や、gotoで話題の旅行関連株などの需給やテーマから探しますか?
それとも業績でしょうか?
私は、まず業績から探します。
業績以外を後回しにする理由はズバリ「時間」です。
業績は数字に出来るので、スクリーニングというサービスを使って東証に上場する全企業から瞬時に絞り込むことができます。しかし、数字に出来ないものは、あなたが時間をかけて絞り込む必要があるのです。
先に業績以外の部分を検討すると、ものすごく時間がかかります。とても全企業から選ぶことはできません。なにしろ東証に上場している会社は3000社以上ありますから。
また、せっかく時間をかけて会社を選んでも、業績があまり優れておらず、買うべきではないという判断をするかもしれません。この場合は時間がムダになってしまいます。
だからこそ、まず業績から探すのです。
その方法が”スクリーニング”です。
スクリーニングとは、売上高や利益、業種など様々な条件から会社を検索する方法です。
ネット証券会社に口座を持っていれば、ツールとして使用することができます。あるいは、ネット上のツールでも検索することが可能です。
スクリーニング最大のメリットは、全企業の業績を瞬時に検索出来て、条件にあう会社を表示してくれることです。
3000社を超える会社をすべて分析する人間はいません。アナリストや他の投資家もチェックしているのは一部の会社だけですから、彼らが見逃していて話題にもならない優良企業を見つけることもできるのです。
私の場合も、スクリ―ニングで見つけた企業は名前すら聞いたことがない企業がほとんどです。
次章では、実際のスクリーニングツールを使って、企業を選ぶ方法を紹介します。
●スクリーニングのやり方
まず、スクリーニングする前に私が株を買いたい企業の条件を書いてみます。
①他社にマネできないサービスや製品がある、あるいは高いシェアを持ち他の企業の追随を許さない
②今後成長が予想されるビジネスである
③売上額に対して利益が大きい
④投入した資本に対して利益が大きい
⑤自己資本が厚く、容易に倒産しないと思われる
⑥時価総額があまり大きくない(※)
※小さい企業の方が伸び代が見込める、大手機関に調査、分析されにくく、買われていない可能性がある⇒比較的割安な株が存在する。
このうち、③以降の条件は数字にして、スクリーニングで絞り込むことができます。
それでは、実際のツールを用いて、条件を解説します。
今回、使うのはマネックス証券の"銘柄スカウター"というツールの中にある"10年スクリーニング"という機能です。
なお、マネックス以外でもwebサービス(例えば、バフェット・コードなど)を使えば、似たようなスクリーニングを行うことができますよ。
まず、銘柄スカウターのページから「10年スクリーニング」をクリックします。
次に、スクリーニング条件を作成するため、新規作成をクリックします。
次に、条件を追加するをクリックします。
そうすると、ポップアップウィンドウが出てきます。
まずは、通期業績タブで「売上高成長率(3/5/10年)」、「営業利益成長率(3/5/10年)」、「営業利益利益率(3/5/10年)」の3つをチェックします。
次に、同じポップアップウィンドウの分析指標・アナリスト評価・株価タブをクリックします。
そして「ROIC」、「自己資本比率」をチェックします。
次に決定をクリックします。
これで条件入力画面の完成です。
あとは、実際に数字を入れるだけです。
ここでもう一度、条件のおさらいです。私が株を買いたい企業の条件のうち、スクリーニングで絞り込みできるのは以下でした。
③売上額に対して利益が大きい
④投入した資本に対して利益が大きい
⑤自己資本が厚く、容易に倒産しないと思われる
⑥時価総額があまり大きくない
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