無題。
つまり権利というものを発明してから争いが起こるようになったというよりは、動物そのものの習性がそうさせていると。
平和というのは国家により一時的に分散化された状態でありその均衡が破れれば破壊的欲動は抑えようがなくまた争いが起こる。
ミクロで見ると自己の権利・主張が絶えず動いていて、例として経済活動・人間関係において特にこの優勢・劣勢を奪いあっている。
そういう意味でいうともはや争いから逃れるすべはない。唯一この動物性を手放すことが解決の全てだとしたら種は生き残らない。
全人類の課題は残されたままだ。