フィーリングが合わないって何?
お見合いが終わった後の断り理由に
お相手と「フィーリングが合わなかった」
そう答える会員様がいらっしゃいます。
これって便利な言葉なんだけど
お相手の仲人さんにそのまま伝えるのは
とても失礼な気がするのです。
これって、上から目線じゃないかな?
これって、自分目線じゃないのかな?
「申し訳ありません。うちの会員様、そちらの会員様とはフィーリングが合わないんです」
こんな風に相手の相談所には
とても恥ずかしくて言えません。
で、
自分とフィーリングが合わない方って
どんな相手なんでしょう?
具体的に聞くと、たいていの会員様が
こんな風に答えられます。
『なんとなく』
これは、何度もお見合いや交際を
繰り返している会員様に多い傾向。
相手のいいところや尊敬できるところを
ちゃんと見ず(聞かず)に相手に向きあわずに
出会いを繰り返すとそうなります。
結婚相手ではなく、
自分が居心地いい相手を、探しているだけ。
こういう方に限って、
フィーリングが合うと思った相手から
フィーリングが合わないと断られるんですね。
ちゃんと相手に向き合える方は、
私たち仲人に、こう報告されます。
「会話は楽しく、お相手の○○についてのお話は興味深かったのですが、自分が大切にしている○○とは合わないような気がしました」
「とてもいい方だとは思ったのですが、○○に関する考え方や、○○に対しての対応が自分とは違うと思いました」
当たり前のことなのですが、
婚活は結婚相手を探すこと。
お見合いで、フィーリングが合うと感じたとしてもお金やモノに対する価値観が違ったり、子育てに対する考え方や住む場所や仕事などで喧嘩するし、すれ違います。
だから、初対面でフィーリングが合うことって、実はそんなに大切なことではないと思うのです。
お見合いは自分に合う人を見つける場ではなく
相手の尊敬できる面や、自分にない価値観、
相手の考え方に共感できることを探す機会
尊敬できる相手だと交際は順調に進みますし
その先の結婚生活も長続きします。
ひとつひとつの出会いを奇跡だと思って、他の方と比較することなく、相手に向き合いましょう。
え?
こんなことを言う私とは、
フィーリングが合わない?
・・・
大変失礼しました。
またのご縁で、よろしくお願いいたします。
お読みいただき、ありがとうございます。
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