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『パートナーは20歳下外国人』0-prologue-
2020年、激動の年。
個人的にも人生の転機なのか。
6年ぶりにパートナーが出来た。
しかも外国人。
20歳年下。
その昔『ダーリンは外国人』というマンガが好きで、著者の小栗左多里サン自身のリアルな日常がとても刺激的だった。
画風がカワイイのも相まって、ありえない出来事ばかりで楽しかった。
当時まさか自分には起こらない世界の話だろうと思って読んでいた。
実際、当時から周りにはそんな国際カップルの知り合いとかパラパラいるカンジで、外国人の友だちや知人もいたりしたので珍しいと感じることはなかった。
まー、そーいうカップルもいるよねぇ、くらい。
付き合ったり一緒に住んだり、ましてや国際結婚とか自分がするなんてなぁ、、、と、完全に他人事。
今回そんなことがリアルに自分に起こり、ふと我に帰って思い返してみた。
そろそろ相方が欲しいなぁ、と潜在意識のなかで日頃考えてたパートナー像。
背は高くて、年下で、日本人じゃなくて外国人がいいかも。
とにかく自分を丸ごと受け入れてくれる、そんなおおらかなパートナー現れないかしらー?
って。
そして現れた!そのまま!
スゴイ。
知り合ってからすぐに向こうからモーレツアタック(死語)。
結婚まで考えて付き合いたいと。ふむふむ。
そう言われて
いろんなことを考えた。
ホントにたくさん考えた。
自分はバツイチだし、結婚までは正直考えてなかったから、どーしたもんかなぁ、と。
でもすぐに考えるのをやめた。
目の前にある新たな人生を、勇気を出して進んでみようと思った。
ワクワクする気持ちや本能に従って決めた。
彼と生きていったら楽しいかも、と。
そして同居生活が始まった。
なんか、ホントに、いろいろ違う!
へぇ~ほおぉ~って感じること多々。
以前の自分だったら、日常生活の諸々は合って当然!くらいに思ってたし、実際それが心地よかったので、そういうパートナーを選んでた気がする。
だけど彼には日本人特有の常識とかが通じない。
そりゃ当たり前か。
自分の中にある日本のごくあたりまえの生活様式という概念が崩れ、そんなもの無くても生きていける、という現実をたくさん味わっている。
それでも最初はちょっとえ?って思うことがあったりして、イライラすることも正直あったけど(笑)。
今はだいぶ慣れてきた。オモシロイ。
ホントに彼は宇宙人みたいだ。
、、、次へ続く。