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今週読んだ本「あやうく一生懸命生きるとこだった」「夢を叶えるゾウ0」

とにかく本が好きで読むのがとても速いため、基本買わずにすべて図書館で本を3〜4冊ずつ借りては読んでいる私の読書記録。(いいよと聞いたらその場ですぐにオンライン予約)

今週もそれほど人気本ではなかったのかサクサクと借りられて、人気本もやっと借りられたりして、常に本がある幸せな状態でした。
2冊は「生き方」的な本です。
50代でなんとか隠居したいと思っている私、現状がとにかくしんどい私に、なにか、希望が持てたりしないかなと借りてみました。
もう1冊小説は読み途中なのとそれ以外にも2冊借りれたので、感想はまた次回に。その小説がめちゃくちゃおもしろい・・・!!

あやうく一生懸命生きるとこだった

手元に置きたい度:★☆☆☆☆

全力で走り続けることを辞めたことで見えてきた、自分をすり減らす毎日から抜け出し、自分らしく生きるコツとはなんなのか、というのがテーマのお話でした。
いい大学に入るべき、いい会社に入るべき、マンションと車を買うべき、結婚するべき、子どもをうむべき・・・べきべきべきな日常。
韓国の方が作者なんだけど、韓国は日本よりももっと競争社会なイメージがあるので(受験戦争とかも)、さぞかしムチを打たれ続けられる日々なんだろうなと思う。
もちろん日本も根底は同じなんだけど。

そして誰しもが「自分は特別な存在だ」と思って大人になって、頑張り続けて、でも実はそうでもないんじゃないだろうかと気づく、という。
一流の美大を卒業したけど、何者にもなれないと気づき、でも親からも周りからも期待され続け、叱咤激励を受け続け…
そんなアラフォーな作者が、「もういいや」と全てを手放してみたお話。

オファーが来る仕事も気がのらなければ断り、本当に何もやらないでみているけど、なんとかなるよーという感じでした。
そのためにこんな工夫をしてる!とかそんなこともなく、ただただ、ゆるーく生きてるよー何もストレスがないよーという。
ああ、とてもいいなあ・・・とただただ思った。
小心者の私は、いきなりバツっと全てを捨てる!てのができないでいるんだけど、早く、早く隠居したい・・、どんどん消耗してしまう・・・。

夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク

手元に置きたい度:★★☆☆☆

昔々20代の頃にたしか、1番最初の本を読んだ気がする。
その時は自己啓発本やEQとかそういう本をひたすら読んでいたので、「わあああためになる!」て思った気がするのだけど、内容を何も覚えてない…。(老化なのか風化なのか)

今回のテーマは「夢がない人」が主人公のお話。
1冊目以降は読んだことがなかったんだけど、本ごとにテーマが違い、もう5冊もこのシリーズが出ているらしい。
じゃあどう夢を見つけたらいいのか?というのをガネーシャとバクと一緒に色々な課題をクリアしながら見つけていく、というお話なんだけど、結局夢が見つかったようだけど、それが何、てのははっきりとは名言せずに終わった気がする。

物語調で読みやすいのでさらさらーっと読めてしまうのだけれど、今の私には「わあ!」とかの驚きや気付きはなかった。
でも、今よりなにかマシになるなら、とりあえず課題だけでもやってみようかな、と、課題の書き出しはしてみた。
(けど、まだトライしてない、やるの・・か・・?)

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