バッテリーあがり
朝の出来事
9月に入り、朝晩が涼しくなり始めたので、いよいよ秋になってきたなと思うようになった。
9月10日は土曜日だが、この日は出勤日なのでいつものように7時35分頃、車に乗りエンジンをかけた。
「キュルキュル、ガガガガガ・・・・」
経験がある人にはお分かりだと思う。
まさにバッテリーが上がってしまった症状だ。
長年、スタンドに勤務していた自分でも、朝にこの症状が出てしまうと冷や汗もの。
実は、以前から怪しい症状は出ていたのである。
自分の乗っている車には、アイドリングストップのオフにした時にメーター上に点灯する文字がある。
それが、点滅するようになったので調べた結果、バッテリーが弱まったとの事だった。
この時はまだ、しっかりエンジン掛かるし、大丈夫だろうと思っていた。
バッテリーが弱っている訳なので、ちょっと充電も兼ねてドライブしたり、エアコンを切ったりしていた。
しばらくは良かった日もあったので、もう少し頑張ってみようと思い、充電を意識して乗っていた。もちろん、近いうちにバッテリーを替えなきゃなと思っていたので、ネットショップで新しいバッテリーを探してはいた。
つい最近、そのネットショップを見たら、売り切れの文字が・・・。
とにかく応急処置
まずは会社に連絡し、遅れる旨を伝える。
ブースターケーブルは持ってないし、アパート住まいで近所付き合いはない上に、兄弟にお願いするのも急を要するには時間がかかりすぎてしまう。
迷わず、前の職場であるスタンドへダッシュ。
救援車とブースターケーブルをお借りし、無事、エンジンが掛かった。
辞めてからも仲良くしておいて良かったと痛感する。
救援車とブースターケーブルを返したら、またダッシュで家に戻って、すぐさま出勤した。
会社に連絡してから出勤までの時間は、約20分。会社には8時7分頃着いたので、少し遅れてしまったものの、仕事には影響なく進める事が出来たのは良かった。
ネットショップで狙っていたバッテリーよりも高いが、背に腹は代えられないので、高性能タイプのバッテリーをすぐに注文した。
翌日に届くとのことで、日曜日に交換出来るなと思ったところでホッとした。
備えあれば患いなし
今回の事で思い知らされたけど、アイドリングストップ車はバッテリーの保証期間が2年なら2年でダメになる感じがした。
前回2年前に替えているが、その時はバッテリーがあがる前に交換していた。
まとめると、
①バッテリーが弱いなと感じたら、すぐに新しいのを準備する。
②ブースターケーブルを車に入れておく。
③ブースターケーブルのつなぎ方を確認しておく。
③のつなぎ方ですが、最後につなげるマイナス(黒色のクリップ)をあがってしまった車の塗装されていない部分(ボルトやナット、ボディなど)につなげる。マイナス端子につなげてしまうと火花が散る可能性もあり、バッテリー上部から出ている水素ガスに引火すると火災につながりかねません。
火花が出来るだけ出ない方法としては、救援してもらう側の車両のキーはOFFにして、ドアは閉める。ライトもOFFになっているか確認。
これで火花が出るのも最小限になると思います。
夏の暑さで弱ったバッテリーは、これからの寒くなってくる時期にダメになりやすいです。冬になる前には一度バッテリーを調べておくのをお勧めします。