閉鎖病棟の朝
精神科閉鎖病棟からお送りしております。
今日で入院して30日目。
この環境にも慣れて来ました。
入院への経緯は希死念慮が高まっていたから。あの時、電車で帰っていたら、フラッと電車に飛び込んで死んでいたかもしれない。
命が守られて良かったと思う。
思えば、私は私の命を大事にしてこなかった。
自分に厳しくて、自分を追い込む性格。
先生は命の恩人だ。
ありがとう、F先生。
30日が経ち、希死念慮も殆ど薄れてきて、前を向いて歩いている。
仕事には穴を開けたけれど、仕事中に躁状態になったりせず、社会的信用も落とさず、そして命を落とさず。掬い上げられた、この命をこれからも守っていきたいと思う。
もうすぐ甥っ子の1歳の誕生日。
1年間色んなことがあったな。甥っ子の命を守りたいのと同時に、自分の命も守っていきたいと思う。
命がいちばん。
健康に勝るものは何もない。
これからも、ずっとずっとよろしくね、自分。