打って変わって平凡な休日 24/04/06
起床PM昼3時
全日の晩に食したラーメンの影響か、私は盛大の腹を壊した。先日から上げにしてやられたばかりだというのにこのザマである。全く人とはどうしてこうも成長しない物だろうか。
胃薬を飲む事も忘れ、堪え難き胃部不快感を押し込めようと、布団の中でうずくまって悶え苦しんでいると気づけば外は薄明りに照らされ、ピィピィと鳥の鳴く声が耳へと飛び込んできた。
あぁ、やってしまった。もう朝だ。
日は昇ってしまった。しかし私の休日とはそういう物だ。
無理をして起きているのもまた体に良くない。日が差す世界とは対照的に丁度眠気もやってきたようだ。大人しく目を閉じ贅沢な睡眠を堪能する事としようか。
…そんな調子で眠りこける事数時間。目を開けるとそこはもう日も傾きかけた午後3時。まったく贅沢な休日の使い方である。
週休4日も夢じゃない
春の訪れ。大学の始まり。
それはすなわち履修登録を意味する。
半年分の生活の行方を決めると言うのは、なかなかどうして覚悟のいる事だ。
この選択一つで生活リズムは様々な姿を見せ、それは成長にも堕落にも繋がる。全く恐ろしいシステムである。
私は去年時より苦楽を共にしている学友と結託し、最適で最高な時間割を割り出す事にした。
単位数や授業内容を難解なパズルの様に組み合わせた末に完成したそれは、何とも素晴らしい物だ。
なんとそう、まさかと思うだろうが、週休4日を確保する事ができるのだ。
もっともその楽園の様な時間を得る為には対価も必要だ。残りの3日は1限が存在するのである。これが何を意味するのか、大学に一度でも通った事がある読者ならすぐにわかるだろう。
ただその苦行を享受しても有り余る程、我々にとって週休4日という響きは甘美であった。
えぇ、迷いなく天国と地獄のシャトルランの決行を選択した。
果たしてその後に残るのは、成長か、亡骸か。
運命や如何に。
総括
寝すぎは禁物だが、寝なさすぎはもっと禁物だ。
何卒、よしなに。
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