【AD】宝箱5Cメカオー【紫電カップマスター到達】
こんばんは。ますばんです。今月のAD、いろんなデッキを試しながらプラチナ帯走ってたらちょっと面白そうなデッキの案を考えつきまして、試しに握ってみたら結構すんなりマスターに乗れちゃったので詳しめの記事を書いてみることにしました。以下常体。
デッキレシピ
こんな感じ。アースが入っているタイプの5Cメカオーとは完全に別モノだと思ってもらえれば。どちらかというとトリーヴァメカオーtゲキメツって言う方が近いかと。
コンセプト
ゲキメツかマザーのどっちかで殴れば人は死ぬ。
3t宝箱で色揃えて4tデリンダ―でドローするのが強そう。
じゃあフィニッシャーをゲキメツ・マザー。初動を宝箱デリンダーで組んだら強いんじゃね?ってとこから構築がスタート。いろいろと弄っているうちに最終的にこのような形に落ち着いた。
動かし方
オボロカゲロウで手札をぐるぐる回し、相手のデッキに合わせてゲキメツかマザーのいずれかを早期に着地させて殴りきる。ゲキメツとマザーが同時に立ったらフィーバータイム。
戦績
ADプラチナ帯 22-11(66%)
採用カード個別解説
月光電人オボロカゲロウ
このデッキが成立する理由①。普通に2マナで出してよし、ピラミリオンから出してよし、ゲキで釣り上げてよし。と、非常にアクセス手段が豊富。
どこからでも出てきて手札の質を向上させてくれるため、後述の3ターン宝箱の成功率を向上させたり、2コストという軽さを活かし、最後の詰めにマザーを乗せる際に足りないパーツを探したりと滅茶苦茶器用。本当は4入れたいけど枠の都合で3。
機械提督デリンダ―
このデッキが成立する理由②。青白緑が埋まった3ターン目に宝箱で赤黒をマナに埋める→4ターン目にO・ドライブで手札補充のコンボが面白そうだと思って実際に使ってみたらかなり強かった。最低限1ドローが保証されているのもグッド。
普通に出せば軽量でありながらそこそこのパワーラインのブロッカーであることから、アグロ対面での防御を任せられたりと、これまた非常に器用なカード。宝箱デリンダ―がコンセプトの一つなので4。
神秘の宝箱
このデッキが成立する理由③。デリンダ―のO・ドライブを発動させるための足りない色をカバーしながらブーストができる。
しかし、ここで問題になってくるのがデュエプレ特有の「探索」という仕様。山の中にあるカードの中からランダムで3種類が勝手に選ばれるため、紙と違って確実に色を揃えるということができない。
そのため、探索に引っかかる赤黒以外のカードを減らすために、トリガー枠に策略と魅了の花籠(自然文明なので探索に引っかからない)を採用し、反対に赤黒のカードの種類を増やすために、マルドゥクス、ガレックをそれぞれピン積みすることで、探索のヒット率を向上させた。
盾落ち等を一切考慮していないかなり雑な計算ではあるが、以下に「このデッキにおいて神秘の宝箱を撃った際に赤黒のカードをマナに置くことができる確率」のヒット率を記す。
神秘の宝箱でヒットするカードの種類が9種類
内訳として、赤黒でないカード(ハズレ)が6種類
赤黒のカード(アタリ)が3種類
その中から3種を選択する組合せの総数は9C3=84通り
それら84通りの中で、
赤黒のカードが1枚も含まれていない組合せは、
6C3*3C0=20通り
残りのすべての組合せには赤黒のカードが1枚以上含まれているので、
(84-20)/84 = 64/84 ≒ 76%の確率で赤黒のカードが探索に引っかかる。
赤黒のヒット率が76%は……ギリ許容範囲だと思う。不安な方はもう一種類増やしてください。
デリンダ―のための色を揃えるほかの仕事として、意図的に単色を埋めながらブーストができる(計算は省くが5%で全多色になるのはご愛嬌)という特性を活かし、6マナで宝箱→ピラミリオンと動いたり、そもそも普通に5ターン目にゲキメツの片方を着地させるためのブースト札になったりと、これまた器用な一枚。探索さえなければ……と思ったことは結構あるのは内緒。コンセプトなので4。
霊騎幻獣ウルコス
マザーの進化元になれるブースト札。宝箱の探索に引っかからず、ゲキで釣り上げられるのが偉い。枠の都合で3。
剛勇王機フルメタル・レモン
青白緑の3色が出せて、このデッキが苦手とするビートダウンに対して抗えて、かつ神秘の宝箱に引っかからないメカオー。
ただ単体のカードパワー自体はそこまで高くもなく、最近だと過剰打点で押し切られることも多く、そもそもコントロールが多い環境になってきた気がするので1枚でもいいかも。
キャプテン・ミリオンパーツ
単体性能がイカれてるカードが多い4コス帯の中でも群を抜いて1枚でできる仕事が多いカード。攻撃面では、ある程度マナが溜まった終盤にミリパマザー含めた6点を作れれば、スパーク系列かグリンドホーン的な「攻撃を止める」カードでしか止まらなくなる。
また、防御面では、言わずもがな盤面のメカオーをブロッカーにする能力が強力で、cipでひと仕事終わったピラミリオンやオボロカゲロウをさらに酷使することができる。
さらに、4コストという軽さからゲキによる釣り上げにも対応しているのも強い。
ただ、ビート対面以外では終盤に1枚使えればいいカードなので2枚に減らしてもいいかも?
機動要塞ピラミリオン
ミリパに続いてこちらも4コストでめちゃくちゃな仕事をするカード。メカオーを2枚増やしながらオボロで手札を入れ替えられるorデリンダーで3000のブロッカーを立てられるのは正直シンプルにやってることがイカれてると思う。4以外ありえない。
運用上の注意点として、赤を含むデッキを相手にした際には、相手が次に7マナのアクションを起こしてくるターンにはピラミリオンからオボロを出さない方がいいというものがある。理由はシンプルでメツに焼かれてゲームが終わるため。赤緑両方入ってるデッキが相手の場合は5マナでギフトメツの可能性もあるので気をつけよう。(n敗)
転倒専機コロビナー
メカオーの代表的な受け札。このデッキだとゲキで蘇生して相手のクリーチャーを寝かせることで安全にランデスができるのもポイント。このデッキに噛み合う貴重な受け札なので4。
腐敗勇騎マルドゥクス
宝箱で赤黒を落とすため、カードの種類を水増しするために入れた。ゲキとの相性の良さは言わずもがな。赤黒のカードの種類を増やしたかっただけなので1。
腐敗勇騎ガレック
諸説枠。このデッキ、ミリオンパーツのおかげでブロッカーに対しての耐性はあるため、ビートに厚くするために獄門あたりと入れ替えてもいいと思う。
超新星ヴィーナス・ラ・セイントマザー
フィニッシャー。このデッキはオボロカゲロウによって手札をぐるぐる回して、ピラミリオンや2コストのメカオーを残してのマザールートか、ブースト札を残して3→5→7のゲキメツルートを選択することができるのが強み。
カード自体の強さについては今更語ることもあまりないと思うので割愛。
また、このデッキでマザーを立てる際には、進化元の順番に気をつける必要がある。メテオバーンで剥がれる順番を考慮し、ゲキで釣り上げて嬉しい順に1→2→3と重ねるのがポイント。覚えておこう。(自戒)
オボロで探しに行けるので3。
策略と魅了の花籠
除去トリガー。緑が入っているので宝箱に引っかからず、かつ青が入っているのでマナ基盤としても使いやすい。厄介なキングアルカディアスやゴッドを安全に処理できるのがいい。
個人的には「さくみか」って呼んでる。語感がいい。
竜極神
最強のカード。マザーで除去耐性なんて付けた日にはとんでもないことになる。
オボロカゲロウのドローでブースト札を残し、3→5→7で綺麗に繋がると嬉しい。
なお、このデッキ特有のシナジーとして、4コストのメカオーは全体的にカードパワーが非常に高いため、ゲキの蘇生と相性が非常にいい。マザーの欄でも書いたが、進化元の順番には気をつけよう。
だいたいこんな感じ。余談だがマスター帯になったら急にドルバロムと5Cランデスが増えてボコボコにされて現在進行形でレートを溶かしまくってるのでドルバロムやら5Cランデスやらが流行ってるときに使うのはオススメしない。
天門やら純正5Cコンやら青白メカオーやら武者やらの序盤の妨害手段が少ないデッキにはわりかし有利な感じ。このデッキは結構有利不利がはっきりしているので機を見て使うといいかも。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。宝箱デリンダ―の基盤はまたどこかで使うような気がしてます。ではでは。
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