週末を終えて
今週末はチャリティーイベントがあった。
誰かに会えるかなと思って足を運ぶ。
今回は知ってる人と知らない人がいい割合で混じっていて、色んな人と話をしたい僕にとってはラッキーだった。
いつもの顔ぶれと新しい出会い。
やっぱり日本人メルボルンにいるなと再確認した。
ちょっと自分の人生を遡ってみる。
結婚していた頃は働いていない休日は向こうの家族や向こうの友達の行事に参加していた。
ずっと働いていたので自分だけの友達を作る時間もなく生きてきた。
前の家では僕が家計担当。
僕は基本的に締めるタイプ。
前妻は使うタイプ。
僕は必要以上に締めてしまうクセがあって、相手側は削れないので自分側の出費を必死に削っていた。
お小遣いなんてものはなかった。
そして途中からは働いている方が気が楽になっていた。
お金が入ることを言い訳にめんどくさい行事に参加せずに済むから。
向こうの家族や友人は僕が選んだ人たちではない。
興味のあるトピックが違うことも多々ある。
お酒を飲む量も多いし、酔いが回るとあとは言ってることがいつも同じこと。
言葉遣いも悪くなる。
あまり楽しくない。
居心地が悪い。
せっかくのたまの休みに、自分のしたいことはたくさんあるのにその時間をこんなことに使うのは嫌だな思っていた。
最後の方はそういうのも態度に出ていたようで言われてみれば当然だなと思った。
お金を得るために自分の時間を切り売りして働いているわけで、しかも大きめの家のローンを抱えていたから自分が稼ぐしか選択肢はなかった。
ローンを組んだ時に大変になるのはわかっていたが家族のためと思ってやってきた。
向こうは細かい数字が苦手で、説明してもわかってもらえない。
結局最後は相続でなんとかなるからね、この人たちは。
自分の好きな時に好きなだけ使う。
それも大事だけど、バランスが重要だと僕は思う。
元々持ってた人はいいけど、原資が少なかった僕たちには当てはまらないことも多かったし。
さて話が逸れたがとにかく今は自分の知り合いを増やしたいと思って動いている。
色んな話を聞けて楽しい。
長い間日本人社会から離れていて、その間に本当にたくさんの日本の人が来ていて、人数増えたなぁとしみじみ思う。
人が増えればサービスも増やせるしとてもいいなと思う。
日本のことを好きか嫌いかに関わらず、一度外から自国を眺めたという経験はとても大事だと思う。
客観的に見たり、選択肢を増やした結果、さてどこに住むか。
自分自身の中でも年齢によって気持ちの変遷はあって、若い頃は別に日本コミュニティーとの関係なんてどうでもいいっかみたいなところがあったが、年を取るにつれてやっぱり気楽でいいなと思うようになってきた。
どんな方向に行くにせよ、選択肢があるというのはラッキーだ。
まだまだ人生学びがいっぱいです。