流れに身を任せる
めっちゃうれしい。
誰かが自分を必要としているのって。
車で彼女の家まで片道40-50分くらい掛かる。
職業も運転の仕事で、しかも僕は運転自体はそんなに好きではない。
出来れば運転する時間を減らしたいと思っているんだけれど状況が状況だけに仕方ない。
前の家にもたまに料理をしに行ったり、子供の送り迎えをしたりという中でこのプラスアルファの距離と時間は堪える。
彼女と初めてマッチングアプリで話し始めてから2ヶ月とちょっと、振り返ってみるとたったの2ヶ月かぁ。
初めてデートしてからはまだ1ヶ月半も経ってない。
でも大量のチャットをした。
話すのが楽しくて楽しくて。
彼女のことを知るのが面白くて面白くて。
彼女に直に会うと僕は心が落ち着く。
自然な自分でいられる。
不思議な感覚。
普段、肩肘張っているつもりはないんだけれど、なんとなく気が張っているのかな。
たまたま見たマコさんのYouTubeで、人生は今この瞬間しかないという言葉でハッとした。
過去が美しく見える。昔を美化するのは人間の本能。
人間には思考の偏りがある。
確かにそうだなと思った。
今この瞬間を最高にしていくこと。
永遠に続くものなんて何ひとつない。
わかってはいるんだけれどついつい過去にしがみついてしまう。
気持ちは回復はしたものの、別れからそれほど時間も経ってないし、気が付くと後ろ向きなことを考えていることがある。
切り替えが大事と自分に言い聞かせて、過去のことはさっぱり忘れると自分に何度も繰り返している。
全てはお互い様。
どちらかが一方的に悪いということはない。
今を全力で生きたい。
それが自分の命を全うするということ。
せっかく生まれてきて中途半端は嫌だ。
偶然が偶然を呼びここまできた。
もうここまで来たらとことん楽しもう。
自分らしいジグザグ人生だと自分で笑える。
いわゆる普通の人生とは大きく離れているが、普通は自分にはあってない。
ここにきて違う道を開いてくれた彼女には感謝だ。
自然なスタイルの彼女が好きだ。
野菜や果物の切り方までいいなぁって思えたのは久しぶりだ。
ベジタリアンにも理解があり、たくさんのナッツも用意してくれる。
そして断食にも。
この辺は前の妻とは意見が全く合わなかったところ。
確かに急にそういうものを取り入れた僕が悪かったとも言えるが、それらを取り入れて体の調子がとても良くなったのに止める理由が見当たらない。
こうなる運命だったんだと今では思える。
向こうにももっといい相手がいるだろう。
今まで知らなかった世界を知れて毎日がワクワクしている。
どこまでこの気持ちが続くんだろうか。
全て知ってしまっても一緒にいたいと思うのだろうか。
ちょっと冷静になって考えることもある。
若い時とは違って少しは成長した。
彼女の受け上手な感じの雰囲気が僕の動的な尖った気性にとても合っている感じがする。
彼女がそういう自分を無理に作っているのでなければ、大丈夫だろう。
とにかく今を楽しむ。
そこに集中しよう。