寄付の文化と集客
25ドル
そんなに高くない。
メルボルンの平均時給くらい。
しかも全額寄付になる。
スタッフが言っていたのはそれが原因かなと。
高いらしい。
去年も同じようなことをされたそうで、その時は入場料は5ドル。
お茶代をカバーできるくらいの設定。
人数はけっこう集まったとのこと。
たった25ドル、されど25ドル、、、、
僕も日本にいた頃は確かにあまり寄付する習慣はなかった。
こっちに来て寄付文化に触れた。
確かにそれでも昔からの習慣はそれほど変わらなかった。
3年ほど前にオンライングループに入ってからだ。
そのグループに寄付や支援の文化があるからだ。
今回のイベントはとても素晴らしかった。
医療に関しての情報とその合間に音楽演奏やダンスがある盛りだくさんの内容。
いやあ、もっとたくさんの人に来てもらいたかったなぁ。
メルボルンでの日本人コミュニティーについて最近興味があって色々参加している。
今回の主催グループに関わったのは初めて。
グループの名前自体は昔から現地日本語ローカル紙で見たことがあったので知っていた。
自分が関わっているグループが2月にやったイベント(健康講座)と同じような内容だった。
それぞれのグループで色々似たようなことをやっているんだなぁっと。
とある人が話しているのを聞いて「そうだよなぁ」と思ったことがある。
元々メルボルンに大きな日本人グループ一つがあった。
でもそれに参加したくない人(人間関係での好き嫌いが主な理由)や問題があって入れなかった人が小さな別グループを作っていったという話。
お互いいろんな主張はあるだろうからそれでいいと思う。
ただその反面、協力できるところは協力すればいいんじゃないと思った。
こんな小さな世界でそこまでいがみ合う必要があるのか。
特に集客。
助け合えばWINWINになると思うんだが。
とりあえず全体を大きくする。
100人の10%と10000人の10%。
同じ10%でもねー。
思い出したのは僕が関わっているグループが主催した去年の音楽イベント。
会場は100人ほど収容できる場所だったのにお客様は一桁。
内容も良かったのにもったいないなと感じた。
今回も同じことを感じた。
入場料を下げて、任意で寄付の方が良かったのか?
それでもお客様は集まったのか??
僕が知る限りだと告知も少なかった。
コミュニティー自体は長く存在しているからある程度は口コミで伝わるんだろう。
でも新しい人には届かないよなぁ。
お医者さんの話ももちろん良かったが、音楽やダンスのパフォーマーたちもとても良かった。
お医者さんは生活する上で必須だからそれほど宣伝しなくても患者は来るだろう。
でもエンタメの方はそうはいかないだろう。
知ってもらえば、一人でも多くの人に届けることが出来ていれば、「あの人良かったから次のパフォーマンスも行ってみよう」となるだろう。
今回のイベントはFBの告知くらいしか見当たらなかった。
僕はそもそも興味があって日本人が主催するイベントを探していたから僕からこれを見つけた。
興味もない人があの投稿にたまたまたどり着くというのは考えにくい。
あんなに良い音楽ならイベントの告知ページにリンクを貼っていても良かったと思う。
YOUTUBEやインスタなどで発信されているので。
いやあ、実に勿体無い。
チャリティーイベントで全員無償でやってくれてはいるが、何か未来に繋がることがあればお互いWINWINになる。
せっかくの命の時間を使ってあの人数。
悲しくなった。
とりあえずパイを大きくしましょう。
それから分け合いましょう。
なんでパイを大きくしようとしないのか。
グループがまだ小さい段階で、意見の細かいところが合わないから分裂するのか。
改善点は色々あるね。
楽しくなりそう。