恋愛詩:秋空の罪
ねぇ秋空って罪な空ね
雲一つないこの秋空が?
うんだって青すぎてさ…
何がいけないの?
存在を完全に消してる
なんの?
星と月と夜空の
確かにどこまでも青いしね
他にも色々すぼませてる
何を?
内気とか小賢しさとかを
確かにちっぽけに感じるね
でしょ
うんでも…
でも?
秋空でも止められないかもよ
何を?
僕の小賢しさを
なにそれ(笑)あっ⁉︎…
いいでしょ?嫌?
うんいいよ嫌なわけないし
僕と彼女は草原に身を委ねて
吸い込まれそうなほど広大な
秋空を眺めていた
そして僕らは初めて
お互いの手を取り合い
空が夜を受け入れるまで
その手を離さないでいた
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