恋愛詩:秋と冬の狭間で
紅い手の葉が風に舞い
黄色い落ち葉が踏まれ
赤茶の枯れ葉が掃かれていく
その度に近づいて来る
雪の気配を肌で感じ
真っ赤なマフラーを
首に巻いて改札を出た
ロータリーには今年も
イルミネーションが灯されて
内から光る人形サンタが
走る姿のまま留まっており
その先からこちらに向かって
振られる手を確認してから
鞄から取り出した
色違いのマフラーを手に
幸せを共に温める用意をして
私に近づいて来る
あなたを待っている
紅い手の葉が風に舞い
黄色い落ち葉が踏まれ
赤茶の枯れ葉が掃かれていく
その度に近づいて来る
雪の気配を肌で感じ
真っ赤なマフラーを
首に巻いて改札を出た
ロータリーには今年も
イルミネーションが灯されて
内から光る人形サンタが
走る姿のまま留まっており
その先からこちらに向かって
振られる手を確認してから
鞄から取り出した
色違いのマフラーを手に
幸せを共に温める用意をして
私に近づいて来る
あなたを待っている