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卒業そして新たなる旅立ち

こんにちは。まっさんこと、赤堀正浩です。

自分の心に正直に、素直に向き合って、Poolo3期卒業制作noteを書きます。
前半は、Pooloに入った理由、入る前の自分について。
後半は、Pooloにおける活動内容、期間中の学び、今後について。

~Pooloに入った理由~

昨年のシェアハウス生活で膨らんだやりたいことを実現していくべく、手段を学ぶ期間にしたい。新しいチャレンジをする1年にしたい。と考えた。
そこでただ学ぶのではもったいないと考え、「自身のキャッチコピー(※1)を設定する期間」と定め、Poolo期間を走り出した。
(※1)今までのキャッチコピーは、「日常に彩りを求めて」。どこか言葉だけが独り歩きしていた。

~Pooloに入る前の自分~

幼少期を振り返ると、学校では誰とも話さずに下校することもしばしば。「おしゃべりはムダ」と考えていたことも。大人しすぎる一人っ子だった。
また、流行ごとに乗らないタイプで、そこへの好奇心は薄い方だ。あまりにも知ってる常識が少なくて、大人になって「幼少期、森の中で生きてた?」と聞かれることも・・
このままではまずいと思い、社会の縮図でもある大学時代には、今までの人間関係と対極にあるサークルを選ぶなど、選択/行動の幅を広げようと考えた。

大学時代から社会人生活、毎日それなりに忙しく、色んな場所に飛び込んでいた。「新しい発見が楽しい」という知的好奇心が強くなった気がする。
これは、日常時間の使い方にも表れていた。放課後や退勤後も、街歩きをしたり不定期イベントに足を運んだり。日々楽しくそれなりに充実感を持って生活していて、誕生日には去年より今年が良かったと毎年自己ベストを実感していたタイプ。
裏を返せば、自身の行動を顧みることはなかった。自分に厳しく言えば、のほほんと過ごしており、経験の引き出しが増えるよりかざるに水をためているような感覚だった。

自分には何ができるのか?
実績もなければ、強み、取り柄もない。
ネガティブになっても仕方ないので、経験を積みながら会得していくことにした。

数々のコミュニティに属す中で、徐々に自分を客観視できるようになっていった。コミュニティに属していると、人と人が繋がってくるものだ。ラオスプログラムにてとある恩人に出会う。ともやだ。カミキタハウスを紹介してくれ、みっちーさんと繋がりPOOLOに入るきっかけにもなった。今まで色んな経験に種まきをしていたが、点と点が線で繋がる感覚があった。
このnoteを書くにあたり、彼に感謝を伝えてみた。返信は、「まっさんの持つ引き寄せ力?パワーよ」ときた。なんと懐が広い。改めて、人に恵まれていると感じられた。

~Pooloにおける活動内容~

卒業発表で触れたのでさらっと流すが、自分でも驚くほどの時間を捧げた。

平均すると、週2日Pooloオフライン企画、週4日Pooloオンライン企画。気付けば仕事orPooloのような生活になっていた。
この時間の使い方に至ったのには、理由がある。

1月より転職し公私共々新たな挑戦尽くしで、忙しくも充実していた。ただふとした時、「未来の自分を形成できているか」と考えた。日々に忙殺されて、時が瞬く間に過ぎてしまうのではないかと感じていたのも事実。
ターム1のチーム活動も、正直あっという間に終わってしまったという印象。そこで、Pooloのコミット量を増やすことにした。その日出来る限りのことに取り組む。そのため、並行的に時間を管理するよう徹底し、時間の使い方を見直していった。
帰宅時間をリスケ(※2)して、出先の車内からチームMTはしばしば。
(※2)外出中のオンモードでMTやイベントに参加し、イベント後に帰宅する。心は充足するが、身を削ることになるのであまり推奨はしない。

土日の旅行には、前泊してその土地の人と語る時間も確保したりもした。
コージーの言葉を借りると、「フットワークの化け物」。この行動力、真似はしないが尊敬はするそうだ。自分の中の当たり前は、「誰かにとって秀でたもの」であり「個性」として受け取られると自身を客観視できた。

自分にとってのPOOLOとは
「どこにいても繋がれるオンラインのサードプレイス」
•波長が合うメンバーが揃っている。
•深い対話を通じて分かり合える貴重な存在
•ともに学び、何事も全力で楽しむを体現している
•ずっと伴奏しているような、一生涯の関係性

では本題、

~Poolo期間中の学び~

一言で表すと、人生の器が広がった。自分を知り、相手を知り、違いを受容できるようになった。同年代の考えや本音に迫るのは楽しく好奇心が刺激された。

講義や公の活動はオンラインながら、部活動のオフラインイベントでも純粋に楽しんでいた。形式をどちらでも選べるのは新鮮だし、どちらの方が向いているか、話し方を変えると相手の印象に残るかなどを試すことができた。

★1on1

Pooloの活動の醍醐味といえば、1on1は外せないだろう。個人的にもオフラインに偏りがちながら、定期的に1on1をセットした。今までの自分なら絶対に選ばない手段。自己紹介で自分のことを開示しつつ、相手が今まで生きてきた時間や好きなことに迫るのはとても面白い。

そしてコージーの影響も大きい。
7月頃、いとちんコージーとの1on1on1(通称明治会)を開いた。「コミュマネとは」「チームの運営」「質問の仕方」について、コージーの力を借りつつ相談できた。コージーには、真反対の性格だろうけど、カミキタの仲間として頼ってきた。ズバッと善悪を伝えてくれる貴重な存在だ。

大袈裟だが、人は対話をして生活する生き物と知れた。話し込んでお互いの意見をぶつけ合うのも面白いんだと気付かせてくれた。

1on1をお代わりしたのは、唯一さたけさん。自分の事を話し、「東京に住みながらシビックプライドを持っているのは珍しい」と知的で、引き出し豊富な教授からの言葉は重かった。この感性を尖らせてみたら、未来の自分は面白いかもしれないと期待感を感じた。


いえい!ツーショ。


時を同じくして、まさけんともオンオフ問わず頻繁に会話していた。表向きには仲の良い兄弟的に見えるかもしれないが、自分の中では既に行動に移し企画実施する姿は尊敬。憧れを持ちつつ、切磋琢磨していきたい。
「憩いの場について」「スタディーツアーについて」色々相談した。反対に自分が持っている知識を話すと、知らない観点で面白いと興味を持ってくれるのが嬉しかった。
POOLOを通じて、誰か1人でもこうした存在に出会えたらと淡い期待していたが、巡り合えてよかった。

まさけんサポートで特に思い入れのある企画が2つ。
「やりたいことWS」は深夜のもくもく会から、みんなのやりたいことを見せあいたいし叶えたいということで立ち上がった「アイデアの宝箱」チャンネル。このチャンネルを通じ、みんなのはじめて体験を応援したいと思えるようになった。

新しい扉が開かれた


なかなか強烈だったのが、ドラァグクイーンの空間。
何でも面白がってみる性格で、予定が空いてるから行ってみたところ、想像を遥かに超えた空間が広がっていて、まだまだ知らない扉があるもんだと気付けた。偶然の出会いはおもしろい。
「今知らないことはどうだっていい。人生って初めてだらけであたりまえ」という言葉をもらい、肩の荷が下りた。この先もあらゆる初めての連続だろう。
ここで、自分が常識を持ち合わせていない分、「自身がロールモデルになり初めての後押しをできる存在でありたい」と思うようになった。

「鬼怒川WS」は、現地ガイドとして企画催行した。歴史背景から地理的な情報を交えつつ、普段とは違う街歩きを提供できた自負がある。思い返すと、鬼怒川WSは自己紹介シートにも公言していた企画だった。10月編の参加者はというと、偶然にも1月Fチームのメンバー。これはこれは楽しみだし、9か月前の自分に伝えておきたい。

★チーム活動

リーダーシップと企画実行力、そして小さな成功体験を身に付けられた
いつかやりたいものを実行までうつせたし、自分だけでは思いつかないアイデアも、みなの力あって達成できた。

各タームの共創の思い出も色々。
ターム2では、共創するにあたって、共通項やそもそもの定義を見つけるのに苦戦。
自己表現をテーマにエンタメ要素も加えるという、Sapanaの空想力、脚本力にあっぱれだった。発表直前は任せきりになり、個人としては不完全燃焼だったが、違いを知り受容する土壌ができた。

サードプレイス


ターム3では、個々の持ち合わせた能力が「居心地がいい場所づくりのため下支えしたい」「喜ぶ表情が見たい」と共通項多めだった。自分は、落ち着く拠り所=サードプレイスと考えていたが、相談して落ち着ける場所というイメージには驚いた。互いを褒める、テーマを決めてフリートークする企画は、各々の考えが掛け合わせられ有意義な時間となった。企画満足度90%と、当初の期待以上の収穫だった。メンバー同士が掛け算で化学反応を起こせた体験だった。

ターム4では、自分が招集をかけたメンバーで取り組んだ。場づくりに共感性が高そうなメンバーと、どんな企画が実行できるか楽しみだった。ターム3サードプレイスを具現化するため、内心Pooloハウス実現の活動をもくろんでいた。週1ペースで高頻度に意見を交わしていく中で、求められるものを基盤として提供したいとして、POOLOコミュニティのプラットフォームづくりを進めることになった。SlackやNotionの立ち上げを通して、憧れていたTABIPPOの仕事を擬似体験することが出来た。立ち上げ直後は運営メンバー(※4)と関わりつつ、参加者が自発的に発信するような設計に移行していきたい。
(※4)コミュマネ的な立ち位置。コミュニティ内において議論が前進するようにサポートする役割だが、自分は裏側の下支えが向いているとも気付けた。

3期からの声「アクティブな状態を維持したい」「1月当初の気持ちに立ち返って、どんな人がいるのかワクワク高揚感を楽しみたい」「期を超えてコミュニティ内の親密度を高めていきたい」を叶えられるプラットフォームとして、Slack、Notionを用意した。
各チームMTで注意していたことは、みんなが話せること。最初10分は雑談タイムをとって進め、意見をしやすい空気づくりを心掛けた。チームメンバーの打ち解けやMYの進め方を褒められる事もあり嬉しかった。

活動を通じて、自分の事を知れた。運営準備やチーム活動で足りない所を補う力がついたのは成長だった。

反対に、出来ないことも明確に分かり、苦手なこととも向き合った期間だった。

•先々の予定を立てるのに苦戦する→旅行のためにMTを開くなんてカルチャーギャップ
•定刻に行く→毎回5-15分遅れる。あと少し早く出ればいいじゃんと言われるがかなり難しいし、お互い遅れる人だと心地よい。
•考えることが苦手
•語彙力が乏しい→気持ちを文字に起こして伝えるのがむずかしい
•逆算の思考力が弱い
•物事の優先順位をつけられない
•タスクの洗い出しで抜け漏れ発生→先々のことを想像、想定出来る人、本当に尊敬する
時にシャットダウンする→今年は負荷がかかる時間の使い方をしており、精神的にくる頻度も高まった。特に4月半ばと8月下旬、9月下旬は大変だった。休むときは休んで立ち止まりつつも、常に自分自身の引き出しを蓄積していきたい。

•抑揚をつけて話す→明るくはきはきリズムをつけて。。

〜Poolo3期のテーマについて〜

ニューノーマルトラベラーとは

ニューノーマルなトラベルって



旅は性格が出るものだ。自分は、集団旅行が好きだし、その中で1人になる時間も欲しいと感じるタイプ。人の数だけ性格はあるし、あまり深く考えすぎないで、良い意味で「鈍感力」を大事にしたい。

余白とは

「無計画であること」
これからどんな出来事が起き、どんな体験をするか、未知な状態。
(例)出掛けることだけが決まっていて、行き先やメンバー、時間の計画がない状態。
計画立ててこなすと安定して80点を取れるところ、あえて計画を立てないことで50点にも120点にもなり得るのが人生そのもので、高揚感が増す。

豊かさとは

•挑戦できている
•やりたいことがある
•新発見の連続
•ありがとうの言葉
このPooloを通じ、「自分にとって豊かとは」「幸せを感じる場面」について考えるようになったのも、大きな学びだ。自分が豊かであることを周りに伝えていけば、周りに伝播する。
ありがとうを言われるとうれしいし、~のおかげでと頼りにされるとやりがいが出る。

自分にとっての天職ってなんだ?

自身の仕事観、未来展望に話をうつすが、
今働けている環境に出会えたことは感謝しかない。好きなことと仕事を紐付けていたいタイプだ。
ただ、1年後さらに数年後の自分がどうありたいかにもっと向き合う必要がある。
ずっと同じ所ではないだろうし、常にチャレンジしていきたい。ワクワク好奇心を感じていたい。
この思考の裏には、「自分に出来るのか?」と保守的な一面が現れる。去年から変化続きで、まだ心の底からやりたいこと、ありたい姿が見つかっていないのだろう。
淡路島で、「本当にやりたいことならすでに実行に移しているはず」という言葉が刺さった。やりたいことリストには250個、Googleマップには行きたいところが2000超ある。
いつ動き出すのか?今から行動を変え、叶えるために動かないかぎり、あっという間に歳を重ねてしまうだろう。10月以降、どんな姿でありたいかに目を向けて、何かに懸けて熱中出来るものを模索していく。地元に誇りを持って行動していくだろう。

このnoteでは、「ギブ」という言葉には触れない。ギブしようという思いは、既にギブではないと思うから。
ただ、これが必要な時期があるのも事実。価値観が変わった後、行動が変わるから。
自分は「自分の人生」を生きるため、納得感を高めていく。

~おわりに~

この期間、自分にとってPOOLOはありのままを出しつつやりたいことにチャレンジできる人、空間が整っていた。1月時点の想定より、はるかにコミット量を増やす結果になった。
「今楽しいと思うところに時間/お金をかける。」をモットーにしてきたからこそ、出会う発見も増えて有意義になった。

活動量が多かった人も少なかった人も、3期としての活動は一区切り。新たなコミュニティに刺激を求めに行くのもあり、自分と向き合う時間や勉強量を増やす期間にあてるもあり。この期間に「色んな人がいるんだ」「自分は自分でいい」と知れたことこそ、プライスレスだ。
先日の良い所会が良すぎた。みんなの顔が浮かぶ。個性豊かで思い出になってる
出会った分だけ別れはある。それはその時間を濃く過ごせたからこそ感じるもの。
コミュニティに属すると、皆の「その後」に期待感が膨らむ。

最後になるけれど、
卒業制作にあたって30名近いみんなからの温かいアンケート回答をもらった。心の底からありがとう。
色んな言葉をいただいたので、「なぜ自分は第一印象が良いのか」について自惚れてみた。
(アンケートより)
•とことん優しい→知らず知らずのうちに親切心が溢れてるのかもしれない。
•安心感ある→ありのままの自分は穏やかなタイプかな。
•平和的→これは競争社会に身を置いた事がないがゆえだ。争いは好まない。

自分の事をよく言うのは気持ち悪いのでやめます。

POOLO3期は卒業する。
POOLOerに入学する。

鳥取砂丘でのお気に入りフォト

思えば、鳥取砂丘馬の背 駆け上がりでは2位だった。そして、夏の富士山。7合目から8合目は半分寝ながらの登頂に。集大成として臨んだ、運動会全員リレー。コンマ数秒及ばず2位だった。
特に全員リレーは密かに懸けていたからこそ、あとちょっとで届かなかったことが本当に悔しい。この感情を胸に秘め、10月からの時間を過ごそう。

POOLOを通じて、間違いなく興味の幅が広がった。これは断言できる。

夢をカタチに。
前進あるのみ。

自分のキャッチコピーは、「今を楽しみ、「ただいま!」と言える場所を大切にする好奇心旺盛な探検家」となった。

大人になって企画した「卒業式」

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