
今日はGLOBIS 英語MBAの体験授業に名古屋校で参加してみた。
世間は3連休の今日この頃。私はなんとなく、Facebookの広告に出てきたGLOBISという大学院の英語MBAの体験授業に名古屋校で参加してみた。
GLOBISとは何よ。
日本にある経営大学院
ということくらいしか知らず。あ、あと知り合いの人が職員として働いてる、くらい。以下、公式HP。
それ以上はよくわからないw その程度で参加したわけだけど、ちょっとGeminiさんに聞いてみたところ、長い説明が帰ってきたので100文字でお願いしたところは以下の通り。
GLOBISは、実践的な経営教育を提供する日本最大級のビジネススクールです。多様なプログラム、充実したサポート体制、活発なコミュニティが特徴で、グローバルな視点も養えます。ビジネスリーダーを目指す方におすすめです。
GLOBIS英語MBAは対面は東京でのみ開催。(2025年2月現在)
名古屋で体験授業があるからてっきり名古屋でも開講しているのかと思ったら、そんなことはなかった。対面でのフルタイムのMBAは東京のみ。オンラインとかでは名古屋からでも受講できるみたい。でもその場合にはフルタイムじゃないらしい。
small startできる仕組みがある。
nano-MBAとかpre-MBAとか名前がいろいろあって混同しちゃうけど、とにかくいきなりフルタイムのがっつりコースじゃなくても、ちょっとずつ始めることもできて、かつそこで得た単位はフルタイムに移行させて、その分フルタイムに入った時のworkloadを減らせるよ、みたいな。なるほど。
英語MBAの体験授業はAPUの授業みたいだったから懐かしくて面白かった。
どんな内容だった?
参加したのは以下の内容で、(もしかしたら日が経ったらリンク消えちゃうかも、、、)Business Strategyの体験授業をTeslaをケーススタディとして取り上げていた。といってもEV(電気自動車)の業界に特化した話というより、名前の通りケーススタディなので他の業界でも考えられるようなことを話していく。
4人組のグループワークを2ラウンド。
たまたま同じ席になった人と一緒にグループワークを2ラウンド。僕が一緒に座ったのはドイツ系の人とインドネシア人、あと日本人。体験授業ということもあり、事前学習もちょっとだけだったから、けっこうAlexという講師が話す時間も多かったけど、実際はもっとワークがあるよ、ということで今回は2回だけグループワーク。それぞれのテーブルに移動式のミニホワイトボードがあって話す。で、その後にグループワークの内容を全体でシェアしながら、Alexが上手に話を進めてまとめていく。
APUみたいな他文化ディスカッションがおもろい。
日本人だから、外国人だから、という枠じゃなくて、背景知識・経験値の違いがディスカッションを多様にしていくのがおもろい。今回は、北欧系、インド、中国、ヨーロッパ、韓国、日本、インドネシア(わかった範囲)くらいの背景を持っている参加者がいて、かつみんな社会人としてなんらかの経験値を持っているので、それぞれが生きてきた内容が加味されて話が進んでいくので、普通に面白い。Alexもおもしろい授業展開してくれるし。
これをundergraduateの時にAPUで体験出来てたから懐かしいし面白いって最初から思てることはラッキーなんだなー。
フレームワークがたくさんあって楽しい。
Michael PorterのFive Forcesとか、PEST分析、Lean Canvas、SWOT分析とか、知ってるものも知っていないものも含めて色々と紹介してくれて、かつそれを実際に使ってみた例だったり、グループワークでそれを使ってみたりするのが楽しい。全部ぐぐれば出てくるのでどんなものかは割愛。
最初に紹介したFive Forcesを途中で別のフレームワークで打破したりしたのも面白くて、ある1つのフレームワークが最強じゃない、ただの思考ツール、ってところがわかるのもよかった。
かつフレームワークも使う人や一緒にいる人によって全然違うから、今回のように多様な人と一緒に体験すると全然違う。きっと1人じゃぜんぜん活かせないものも、人とやると活かせる、とかもあるだろうし。
人と「共に」学ぶことがおもろい。
大学生だった時に、ある授業で「先生の授業は本を読めばわかってしまうことばかり」とコメントして激おこされたことがあるけど、でもその先生の授業から私が感じたことは本当にそうだったから仕方ない。で、今回の体験授業だって、ツールやTeslaのことはきっと本やネットでわかることだと思う。だけど、グループワークがあったり、あることと別のことの繋がりを講師と一緒に考えたり、他の人の意見から自分の意見が変わりそうになったり影響されたり、あるツールで得た結論を別のツールで得た結論と戦わせたり、そういうことがその場に自分が時間とお金をかける意味だなと思う。
そして社会人を経てこういう学びを体験すると、「あ、これ〇〇の対応に活かせそう」という、自分のやっていることに直結しそうなことが学生時代よりも多くて、それが実学系の楽しさだなーっとも思った。
自分も学べそうという自信も。
体験授業を提供する側や企画する側には何度か立ったことがある。その時にはあまり意識できていなかったんだけど、今回の体験授業で得たことのもう一つは、「自信」。
大学院とかMBAとか自分、できるんか?というのを感じていて、かつ英語でやれるんか?って思ってたけど、ひとまず授業だけなら何言ってるかもどうディスカッションするかも問題なさそう。むしろちゃんと参加できそうだし楽しめそう。
ま、今回は英語を母語として使用している人はほぼ講師だけだったから、英語母語の国の大学院に進学できるかどうかはまた別かもしれないけど、こう見えて自信があまりない私には大切な感覚を得れたなーと思う。
とはいえ、東京でしか行われていないしお金がないから今すぐに、というわけではないけど、今回はいい体験だった。ありがとうGLOBIS!