RolleiB35の不具合
都内は現時点でまだ緊急事態宣言が解除されていない中、自宅待機と出勤が交互にやってくるシフトが採用されて、しかも時間短縮での営業となると体力的にも精神的にも余裕ができるので、出退勤は手前の駅で降りて歩いてみたり、早朝に散歩をしてみたりして、基礎代謝をこれ以上に低下させないようにと違うところに気疲れが発生している5月後半戦。そこで活躍してくれているのがコンパクトカメラのローライB35である。
いつもポケットに忍ばせて、サクッと撮って前進。
で気づいたのがレンズ鏡筒を引き出すときに「カラカラ」と音がしていたことで、ストラップの金具の遊びが鳴っているのかなと思って、その部分を押さえて振ってみると、やはり「カラカラカラカラ」……。
プラスチック素材が多いローライB35なので、何かが割れて中で鳴っているのだろうと思えど、フィルムが入っていては開けて調べることもできず。しかも36枚撮りを撮り始めて10枚いかないくらいのところでの異音ですから、気が気じゃぁありませんですよ。本来なら即行で巻き上げて点検するのがセオリーでしょうけど、貧乏性なのでイチかバチかそのまま使い続けてみる判断を下しました。
幸いフィルムはちゃんと巻けているのと、鏡筒の出し入れも変なトルクは伝わってこないので大事に大事に使うことにし、本日撮り終わってスピード現像から上がってきました。で、撮り終えた際にフィルムを巻き戻して恐る恐るケースを開けてみると、なんとビックリ、2cmくらいもあるネジが外れているじゃありませんか。このネジが緩むなんて知りません(←緩んじゃいけないんですけどね)よ~。ただ、ネジが大きいのでネジ穴もすぐ見つかって、すぐにネジ締めを行えました。何かが折れたとか割れたじゃなくて良かった。。。
赤丸のネジが外れていました。ネジの影が見出し写真のように写りこんでいるという珍事もありながら、レンズ後玉にも傷が無くてホッとしています。やはり、ちゃんとオーバーホールしてもらおうと思い始める1日でした。
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