Adox Scala 160 白黒リバーサルフィルム
白黒ネガは沢山あれど、白黒のポジフィルムは初めての経験。リバーサルの良いところは電気がなくても見られるところ。陽の光にかざして見るとそこに思い出が切り取られてるのね。
もちろんネガフィルムもデジタルも大好きだけど、ここぞというときはやっぱりポジフィルムなのだ。今回のここぞは、我が子3ヶ月ちゃん。
露出に気をつかうとか、そういうのはどーでもいいのよ。そんなのミラレス君に任せときゃ。どーせ同じアングルの写真撮るんだし。物理的なモノとして、しかも見られるかたちで残るのは、プリントした写真かポジフィルムしかないわけ。と、アマノー弱な私は譲らない。アンダーでも白飛びしてても、それが私が絞りとシャッタースピードを決定してレリーズを押すという行動をとった証なんだからさ。そちらの方が尊いだろ?
今回は寄りたかったので、CL君はひと休み。小倉万葉1号と名付けたOM-1に、あなたのおじいちゃん(母方)が使っていたZuiko55mmF1.2でほぼ撮ったんですよー。反対側(父方)のおじいちゃんが使っていたエクステンションチューブも使って、小さな手もちゃんと納めておきましたんで、大きくなったら見返してくださいな。
室内での撮影は絞りを開けなきゃならなくて、しかも55mmなんてぇ品物は、春暁よろしくなぼんやり描写にならないかと心配だったけど、かなりバチッと写してくれててビックリした。お義父さんゴメンナサイ。50mmF1.4の開放付近の撮影で「ぬぉ〜っ!水中ですか?」ってなった経験があったから、似たよな感じになるかと思いきやまさかの誤算でございました。
まだ1ロール残ってるから、半年歳辺りで光を通してみようかなと思う親バカなのでありました。
現像は田村写真さん。初めて利用するそばから、パトローネを返却希望という変なお願いにも関わらず、現像の仕上がりがヤバいすごくて、この語彙力よ。。、、
パトローネには、撮影日と使用カメラとレンズを記入して、フィルムと一緒に保存ですねー。単なる自己満なのでしょうけど、このパトローネの中に入ってたフィルムが、これで、そうして、そこに光りが通ったから映像になってるなんて、考えただけで幸せな気分になりません??
パトローネは返却がデフォルトでございますぞ。