ペットフレンドリーなターキッシュエアとイスタンブール空港
前回の「渡航当日編」の続きになります。
羽田空港
荷物検査では、どこの空港も一度キャリーバッグから出して抱き抱えて、金属探知機を通過。
パスポートコントロールでは犬は全く関係なかったです。
ちなみに、普段はキャリーバッグに入れる時は「ハウス」っていうと喜んで入ってくれます。
キャリーバッグで移動するときは、友人の家とかピクニックとかだいたい楽しいイベントの時なので、大喜びで入ってくれる。
でも、この日くらいからなかなか入ってくれなくなっていました。
ここ数日、なじみだった家具やソファが売却され、極め付けはいつも一緒に寝ていたベッドが分解されて持って行かれた後からくっついて離れないの(涙)。
羽田空港で見送りの友達とも別れ、搭乗口に来ると、日本の何かのスポーツの団体がお揃いのジャージを着て集まっていた。
なんかの大会でもあったのかな?このあとのイスタンブールではいろんな国の選手がいました。中国の選手団が全身、白い防護服にマスクつけてて、物々しい雰囲気になっててなかなか壮観でしたw
機内では
機内では1番後ろの目立たない席を取っておいたので、他の乗客にはほとんど気付かれなかったんじゃないかな?
コロナの影響で、一列ごとに一人というような感じ。離陸後の食事は、事前にベジ+グルテンフリーフードを頼んどいたので、野菜のグリルと米粉パンが出てきました。一気に食って、食べたら通路側の席において、即寝。
酒出ないのはつまんないー。
途中何度か目覚めた時にキャリーバックを開けて、体を撫でてあげたりすると、手をぺろぺろ舐めてくるので生存確認、というのを何度かしたり、その都度水をあげたり。
トイレに行くときに一緒に連れてってあげたりしたけど、最後まで機内ではおしっこはしませんでしたね。こういう時って自分のおしっこの匂い付きのパッドとか持っていったほうがいいのかな?
↑がんばれよ〜!
あと4時間くらいのところ、カザフスタンあたりの上空で起きたので、ここから一本映画を見ました。「ノマドランド」とか新しいのないかなーと思ったけど、比較的映画のチョイスは古め&大味でしたね。
イスタンブール空港到着!
イスタンブール空港についてから、乗り換えのゲートで荷物検査が終わってからは搭乗ゲートまでフリータイム。
イスタンブール空港はできたばかりらしく、すこぶる広かった。しかもコロナ禍だというのに、いろんな国からのトランジット便で、ショッピングエリアはなかなかの混雑ぶり。
↑巨大なマルチスクリーンで行きたいところが検索できます。
とりあえず、で、イスタンブール空港にはペット用の休憩室がある!とのことで探してみたら、ありましたありました!
「Pet Relief Area(ペット用休憩所)」と名付けられた部屋?エリア?
空港内にある、時間で泊まれるホテル(Yotel Air)の入り口の脇にあるエスカレーターを登った、突き当たりのところ。
手前に「ミュージアム」があるらしくてすげーな、と思っていたらなんのことはない、イスタンブールの歴史についてが簡易ボードに
貼ってあるだけでしたwww
↑Yotel Air の脇のエスカレータを上がります
↑Pet Relief Area(ペット休憩所)のサインもありました
これがペットリリーフエリア!
↑Pet Toiletと表示されてますね。奥に見えるのはミュージアム
さて、ペット用休憩所、入って、キャリーバッグから速攻出す。怪訝そうに出てきながらも、他の犬の匂いが満載らしくクンクンかぎ回ります。
おお〜およそ18時間ぶり?の自由。ごめんね😢
もうちょっと頑張るだあよ。。。
中には水飲み用のトレイと、ドッグフードが置かれていたけど、大型犬向けのもの(1.5〜2cm大の粒)で全く興味示さず。水も他の犬の匂いがするのか飲んでくれないので、持参した水飲み器であげました。
他の犬入ってきたら大丈夫かなーとか思いながらも結局は誰も入って来ず、おしっこもしてくれないので諦めて搭乗口にいきました。
↑こんな感じの仮眠ができるカプセルもあったよ(有料)
マルタ行き便に乗り換え
マルタ行きの搭乗口では、待っている間にチケットを係員に見せてチェックを入れてもらいます。
しばし待ってから搭乗の時間。
通路側にいる人にどいてもらって窓側の席に座る際に、「この中に犬がいるんだけど、気にならなければ幸いです」みたいなことを言ったら、その後何も言わずにあちらは別の席に変更してたよね。(みたいなことっつうか直訳だけど)
まあ全然いいよ。
(半年以上マルタに住んで思うのは、マルタ人だったら気を利かせて退いてくれたんだと思う。マルタ人のメンタリティってそういう感じです)
2時間ほどのフライトで、食事して、景色見たり知ったらあっという間につきました。
おお〜〜ついに到着しちゃった!
ギリシャ上空綺麗だったな〜。いつか行きたい!
マルタ空港にて
マルタ空港は小さい割に到着便が結構重なっちゃって入国審査もすごい行列。
けど、並んでみたら事前にPCR検査を受けた人は証明書を提出して、すぐに入国審査を受けることができた。
そうじゃない人は空港でPCR検査を受けることになってたみたい。
審査官には、留学目的であること、アパート借りて住むことを伝えて、その書類と帰りの便のプリントアウトも見せて、すんなり通れました。
その次は、一般の人はあまり関係ない、検疫。
事前にウェブサイトでいついつにどの便で到着します、というのは伝えてあったんだけど、「検疫所」らしきものはない。
税関のゲートにいた人に「検疫はどこ?」って聞いたら、だいたいここら辺で待ってれば時間になったら現れるはず。
といわれ、えーーー、そんな感じなの?
と思いながらしばらく(ほんとかよ、という視線をその人にちょいちょい送りながら)待っていたら、
「ハーイ、あなたが◯◯さんかしら?」と検疫官がやってきました。
動物好きでやってます、って感じの若い女性。
そのままそこで、入国する人が行き来するホールのど真ん中で書類確認。
じゃあ、マイクロチップ確認しまーすっつって、リーダーで確認。
ピッつって出た番号と書類を照合。
その後、日本検疫所が発行した書類をちょっとコピーしてきますんで5分くらいください、と言ってしばし、消える。
↑まだですかーーーー
その後、「書類についてなんだけど…」って言いながら戻ってくるから、一瞬血の気が引いた。
例の、「条虫駆除薬投与の証明のサイン」が原本ではなく、コピーなことがバレた?と思ったら、「狂犬病抗体検査証明書」の原本持ってます?
と聞かれ、持っていたのでそれを渡したら、「これもコピーしなきゃいけなくて。」といってまた去っていきました。
あれーそれは書類として必要ないはずだったのになあ〜
と思いながらも、まあ持っててよかった!ということで。
まあそういうこともあるので、一連の書類は携帯していた方がいいですね。
それから戻ってきて原本を返してもらって、「これで終了よ!」とのことで、ついに晴れてマルタ入国ということになりました〜!
最後に税関で荷物検査をして、到着ロビーへ。
着いてから
事前に学校に手配してもらっていたドライバーが、自分のいく学校の札を持って待っていてくれました。
すんごいヤングな女の子でびっくし。え、UBER?みたいな。
「ちょっと散歩させてあげれば?私も犬飼ってるからわかるよ。散歩したいでしょーに。」ってその子が提案してきて、「あ、いい?助かる!」って即採用。
15分くらい空港の周りをお散歩。
日差しがつよーい。
でも外国にきて、自由になったと思いきや、
いつも通り、ドヤ顔で俺を引っ張って散歩を誘導するナナ。
さっきまであんなに不安そうだったでしょ…
これだけの長旅だったけど、ナナはナナだった。。。
↑マルタの人もビックリのドヤ顔で散歩
このあとも、結構移動がすったもんだで大変だったけど、犬の輸出には関係ないので、割愛。
アパート到着!
アパートについてオーナーさんからいろいろ説明受けてたら、うちも犬飼ってるよ、っていってきて見せてもらったら、なんとチャウチャウだった。かーわーいーいー!マジでツボ!
てな感じで、自分もナナも無事にマルタに到着できました〜!
さんざん心配して、不眠症気味だったりしたのがまったくの無駄だったというくらい、スムーズに来れました。
次回は、マルタに犬と住んでみてのいい部分悪い部分などを、しばらくしたらまとめてみたいと思います。
その間におっさんの痛々しい日記を更新できたらな、と思ってますw