【ゴゾ島生活】マルタの学校が閉鎖になりました
お久しぶりです。
そろそろこちらに来て、2ヶ月。
だいぶ生活にも慣れ、マルタ(ゴゾ島)の良い面・悪い面もひと通り見えてきて、中弛みになってきた今日この頃。
6月はかなり暑く、連日35℃まで気温が上がる日々でしたが、今週くらいからだいぶ落ち着いて、ここ最近は30℃にも届かない過ごしやすい日々が続いてます。
正常に戻るマルタ
6月中旬くらいから、ヨーロッパ各国から観光に訪れる人も増え始め、ここゴゾ島でもバスの中や街中でも見かけるようになり、うちの近隣のファームハウス型ホテルのプールでも連日滞在客の歓声が聞こえてきます。
そんな中、先週コミノ島という島にカヤックしに行ってきたんだけど、ものすごい人・人・人でした。
小さいのから大きいボートが何十隻も停留してボートパーティやってましたね。
ウェイウェイで。
もうヨーロッパはだいぶ復活してきた感じかな?
と思っていた矢先。
ニュースで「マルタの新規感染者が二日連続で80人を超えた」と。
それからほどなく、学校にも厚生省?保健省?の人が偵察にきました。
ちなみに、うちの学校は全員マスク着用は必須、授業中も窓は全開、
座席も固定で、毎日全員朝体温を測ってます。
その甲斐もあって、「問題なし」とお墨付きをもらい胸を撫で下ろしていた、その夜に突如学校から連絡が。
「来週水曜日からマルタの語学学校は閉鎖、オンライン授業への移行が義務付けられました」と。
ええーーーーー!
とビックリはしたものの、ここんとこ、暑いなか通学するのも疲れてたし、
実はこのタイミングにしばらく家で授業受けられるのはちょっと嬉しかったりする。
自分はかなり長く滞在するので、ゆっくり上達していけばいいな、というスタンスなので。ずっとだと流石に困っちゃうけど。
とはいえ、あと2週間で国に帰る子とかはみんなガッカリしてます。
まあ、そうだよね〜。。。
閉鎖になったらホームパーティとかしましょうよ、とかって話になって早速俺が主導でやることにしましたw。英語話す機会増やさないとね。
学校の人たちもあんなにしっかりやってくれていたのに、
とても気の毒です。
1週間経ちました
そして1週間経ちましたが、事態は悪化しているようです。
この先週は連日100人越えが続いて、今週は200人超えてます。
この1週間の間に、帰国を早めて帰っちゃった人もいます。
彼女曰く、チューリッヒ行きの帰りの便が留学生らしい人で満席で、
マルタの空港も帰国する人たちで混んでいた、とのこと。
ちなみにうちの学校、スイス人がやたら多い!
いっとき同じクラスに5人スイス人ってことあった笑
オンラインレッスンになってからは、近所しか歩いてないのでヴィクトリアなど街の様子はわからないけど、おそらく、ゴゾ島はほとんど変化ないんじゃないかな。
観光地から人が減った可能性はあるけど。
基本、学校は閉鎖になったけど
飲食店や商店は変わらず営業もできるし
ビーチやボートなどの観光アクティビティも営業できる。
ゴゾ島はどうよ?
ゴゾ島は、観光地のビーチに行くと人は多いけど、そもそもクローズドな空間がそんなにない。
レストランもだいたいテラス席で食べることが多いし。
先月くらいから、各村や集落でお祭りをしていて
毎日どこかで花火が上がっています。
その日はみんな集まって、外でワイワイやっています。
ちなみに明日のうちのホームパーティは、学校の仲良し何人か呼んで。
アパートのオーナーにマルタ近海で取れたでーーーっかいマグロの切り身をいただいたので、日本風に調理して出してみようかと。料理は得意じゃないので、調理部分からみんなでワイワイ手伝ってもらいますw
それとあと、近所のお祭りで花火も上がるらしい。
↑こんな感じでちょいちょいお裾分けをくれる農家の大家さん
てか、こっちきて初めてホームパーティする。
東京ではしょっちゅう呼んだり呼ばれたりしてたけど、とんとご無沙汰。
とはいえ、近い将来、また何かしらの制限が加わるかもしれませんね。
ゴゾ島はワクチン接種済みの人が多い
ちなみに、ゴゾ島はもともとそんなに人もいない上(人口30000人)、
ワクチン接種率も80%とか超えてるらしい。
うちの学校の先生や従業員は全員、生徒もヨーロッパから来てる人は、半分以上の人は2回接種済みという人が多い。
おそらくみんなそこそこ年齢がいっているので、そういうことなのだろう。
だから、アジア人の我々はいつ打てるかね?なんて話していた。
ワクチン接種できることに!
そしたら、今回の決定で、3ヶ月以上の留学生は
7/19以降に無料で接種できることになりました!
すぐに書類にサインして、今はワクチンセンターからの連絡がSMSに来るのを待っているところです。
(後日情報:7/30に一斉に接種することになりました)
二転三転するマルタ政府
先々週の学校閉鎖通知と長期滞在者へのワクチン供与ともう一つ発表されたことが
今後、マルタ共和国に入国する際は「ワクチン証明書」を持つものに限る
というもの。しかも特定の国限定。(日本は入ったらしい)
「EU加盟国の中でも最も厳しい措置を取る最初の国家として前例を作る」とかドヤ顔で声明を出すや否や、EU諸国から懸念の声が続出、今に至っては懸念どころか圧力もかかって、撤回するとか、ルールを緩和するとかいろんな話になってます。
だって「ワクチン証明書」は差別を助長するということで、諸問題がまだクリアになっていないわけで。入国の条件にしちゃうのはさすがに時期尚早?
マルタで生活してると、かなり法治に関してテキトーだな、と思うことも多く、政府の声明とか結構信頼できないなーというのが最近の自分のマルタ政府に関する所感て感じ。いわゆる賄賂も横行していたり、ジャーナリストが暗殺されたりもしています。(これについてはいずれ書きます)
一番とばっちりを受けてるのは、語学学校向けの留学エージェントですよね。
これから夏休みで短期留学先をマルタで決定・もしくは計画していた人も多いでしょう。エージェント側も明確な答えを出せるわけでもないし、学生さんも土壇場でこんなことになるなんて、さぞかしストレスだと思います。
今後どうなんの?
これは、みんなで話しても
「Nobody Knows」って感じです。
実際自分が5月にこっちに来る時もこのくらいのことは起きうると思っていたので
マルタに来るまでは、安心できないと思ってました。
おそらく、ワクチンの摂取率が上がっても、感染者は増えたり減ったりするでしょう。
それに合わせて、ビジネスや人の往来も、開けたり閉じたりを繰り返すのでは。
もしかしたらデルタ株というものも脅威的な広がりを見せるかもしれません。
おそらく政府は、今いるワクチン接種済みじゃない留学生が、一通り一周して母国に帰り、長期滞在者のワクチン接種が終わるくらいまでは、解除しないのではないかな?と思ってます。
まあそうすることで、マルタにいる人はほぼほぼワクチン接種者ということになる。
んでそれって、1〜2ヶ月くらいはかかるのでは。
日本でもボチボチ友達も一回目打ち始めたりしてるけど、住んでる区に寄っては9月以降とか言ってたりするから、早くても日本からマルタには秋までは入国できないことになる。
そんな中でもどうしても留学したい!という人じゃない限り、今は留学を考えるにはあまり良い時期じゃないかもしれないですね。
自分も正直、このままオンライン授業が半年続いたら、自分の目標としてる英会話力には届くことはできないと思います。
ただ、それでも、自分は日本のカオスにいるよりは、こっちで多少不便ながらも過ごせていることに毎日幸せを噛み締めていたいかな。
英語力は届かないかもしれないけど、それ以外の部分で活力みたいのがみなぎってきているし、これはこれで来た甲斐があったと思っています。
次はちょっとオンラインレッスンについてでも書いてみようかな。