一人暮らし記 2/1-2
朝、外に出てみると意外とあたたかい。スマホで気温を見てみたらやはり今日はあったかい日のようだ。こういう日は部屋の中のほうがなぜか寒くなってしまう。寒さ対策に窓に貼る断熱シートを買おうと何回か検討したけど、賃貸なので復元のことを考えたら面倒になって買わず。結局立てて窓際に置くタイプの断熱シートだけ使っている。
仕事、相変わらず隣の部署の人たちの適当さにうんざりする。わたしの部署の仕事は業務の特性として絶対に誤処理が許されず、マニュアルの遵守が第一というようなところがあるので、隣の部署の人たちをそういう目で見てしまう。適当さがうらやましくもあり、そんなんでわたしたちより高い給料もらえてんだ、とふてくされるような気持ちにもなる。
帰り、バスが来る前に急いで餃子の皮を買った。ついでにロールちゃんが目についたので手に取る。ロールちゃん、好き。昔はコンビニにも置いてあったのに、最近は特定のスーパーでしか見かけないレアな存在になってしまった気がする。なくならないでほしい。
帰宅してささっと餃子を作った。一人暮らしでは初めて。本当は皮も手作りしたかったけど、強力粉が必要そうなので断念。わたしの餃子の包み方はひだの作り方が適当なのでかなり早い。餃子を包んでいるといつも、子どもの頃読んだ児童向けの雑誌？に載っていた「餃子男」という話を思い出す。手がすごく大きな男の子が、「ギュッパッポロ」と餃子を片手で包む話。きょうだいみんなで読んだので、いまだに家族でその話をすることがある。晩ごはんはいさぎよく餃子だけ、水餃子にして食べた。おいしかった〜。
今日の一番のミッション、お風呂に入ってキズパワーパッドを剥がすこと。治ってきているけどやはり打撲のせいかひざが嫌な色になっていた。キズパワーパッドを貼り続けているせいなのか触ってみてもいまいち感覚がない。
次の日、帰宅したあと待ちに待った酸菜白肉鍋を作る。10日前くらいに作った白菜漬けを食べてみると、塩しか入れていないのに本当に酸味があり確かに乳酸発酵しているよう。ネットでいくつかのレシピを読みながら具材を切って入れた。ひとくち食べて、う、うまい！と感動。鶏がらスープの素を少し入れたほかは白菜漬けの味しかないはずなのに、旨味がすごい。酸味は思ったよりもない。
しかしここからが少し悲しい。なんか…しょっぱいな。白菜漬けがかなりしょっぱく、味自体はおいしいのに、食べ進めることができなくなってきた。心当たりはある。恥ずかしくて書いていなかったけど、白菜漬けを作るとき、レシピを読み間違えて10倍の塩を入れようとした。途中で気づいたので取り除ける塩は取り除いたが、たぶん2倍くらいの塩は入ってしまった。白菜漬けはあと半分くらい残っているので、泣く泣く水で塩抜きをしている。悔しい。またリベンジしたい。
