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一人暮らし記 9/15-16

すごく長い時間寝たり起きたりをくり返して、起床する頃にはとても怠い。8時を過ぎても人間が起きないとすみちゃんは限界!とばかりに鳴いてかじるのをやめなくなる(ご飯は明け方すでにあげている)。

昨日届いた武塙麻衣子さんの「酒場の君」を読む。同名のZINEを何度も読んでいるが、やっぱり読むたびに気持ちがいい。Twitterにも書いたけど、武塙さんの文章はわたしにとってはジブリ映画を観ているときの気持ちよさに通じるものがある。人物の所作や台詞回しが脳の「快」の部分を爽やかに通っていく感じ。特典のポスターにはぎっしりと日記がのっていて、楽しく読んだ。
夕方までひたすらごろごろしていたので腰が痛くなった。お米をたくさん炊いて、カレーを作る。ずっと作りたかった長谷川あかりさんのエビカレー。このために干しえびを買ったくらい。簡単で材料も少ないのにフレンチな感じのエビカレーがちゃんとできて、すごくおいしかった。お代わりして満腹。
夜、最近やっていなかったストレッチと運動をする。腰がボキボキなって気持ちがいい。

次の日、連休最終日。
金曜日に考えていたこの連休やりたいことリストはほぼ完了(お米をなるべく安く買う、動物病院の予約、本を一冊読む、ドラマを一本見る)。あとはドラマだけになり、前から気になっていた「0.5の男」を一気見した。正直2.5世帯というのがわたしの家にとっては全く他人事ではなく、もう少し先の未来、0.5に自分か弟が該当する可能性が高いのでドラマを見ている感覚は50%くらい。あとの50%はひとつの将来のお手本のような感じで見た。主人公の母(風吹ジュン)がとにかくうちの母に似すぎている、そして松田龍平は弟に似すぎている…。最後はハッピーな方向で終わって、ああ、ハッピーで終わることができるドラマでよかった、と思った。
ドラマを一気見したことでエンジンがかかり、たまにはもう少し何か見ようかなとプライムビデオを眺める。なんとなく「ドライブ・マイ・カー」を見てみた。たまに見かける三浦透子を最近いいなと思っていたので。やっぱり三浦透子がよかった。それ以外は特にピンとこなくて、not for meってことかなと思ったが、今の自分にとってはほとんどの作品がnot for meな気もするし、なんなら作品側からわたしがnot for meだよ、と謎の自虐に陥る。
映画を観たのにまだ22時だった。エアコンを消してみるが、1時間で汗が出てきたのでまたつける。少しだけストレッチをして寝る。

エビカレー、インスタントのねばねばスープにほうれん草を足したやつ

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