北陸・東北ロングツーリング①
最近は忙しく、更新を飛ばしがちであるが、土日を利用してなんとか投稿は継続させたいと思う。しばらくは10日に一回か週末の更新になりそうだ。
つい先日、クルマで北陸の方へ遊びに行ってきた。その目的はロングドライブであったが、もう一つは大学生4年生の時に行った北陸・東北ロングツーリングの時の気持ちを再度味わってみたかったからである。
今となってはもう体力的・スケール的に挑戦が難しいが、その時は125㏄のバイク(高速道路・自動車専用道路利用不可)で3日かけて青森の弘前まで行った。特に何か用事があったわけではないが、自分の中で何か遠くまで走ったという武勇伝が欲しかったのだ。
2019年9月19日 大学生最後の夏休みも終わりかけというところで決行した。いつかそのことを書いてみたいとかねてから思っていたので、その時のことをうろ覚えながら書いてみたいと思う。
8:30 大阪の自宅を出発。国道1号をひたすら北上する。京都を通過し、山科を通って、山を越えて琵琶湖を目指す。
10:47 琵琶湖付近に到着。ドライブや電車で来たことはあったが、自走で一人で琵琶湖に来たのは初めてだ。うかうかしてはいられないのでトイレを済ませてすぐに出発。
琵琶湖の西側には湖西バイパスという流れの早いバイパスがあるが、125㏄の排気量では通行ができないので、琵琶湖に沿った一般道を進む。時間はかかるが琵琶湖を見ながらスイスイ走るのは楽しい。
12時頃 マクドナルド安曇川平和堂店で昼食。マクドナルドを選ぶ理由はリーズナブルさもあるが、食事に時間をかけないようにするためだ。グランベーコンチーズ的な期間限定のやつを食べた。
14時頃 敦賀を通過。琵琶湖を抜けた辺りから、すれ違うライダーが「ヤエー」をしてくれる。ヤエーとはライダー同士がする挨拶のことで相手にピースサインをしたり、手を挙げたりする。市街地ではまったく行われないが、ツーリングをしているであろう地域ですれちがうと高確率でヤエーがみられる。たった数秒すれ違うだけのまったく知らない人なのに、バイクに乗っているというだけで挨拶を交わしてくれるのはいい文化だと思う。
また、山道などで片側通行の場合、追突を防ぐため最後尾の車はハザードを点灯させる。その追突防止のハザードも教習所で習ったが、実際に見たのはそれが初めてだった。
15時~16時頃 ひたすらに国道8号を北上する。白山市の松任で給油を1回。金沢も通過したが特に停まることもなく、走り続けた。
18時半頃 富山県に入った。辺りはだいぶ暗くなってきて、9月なのに肌寒くなってきたので雨カッパを着た。
19時半アピタ富山東というショッピングモールに到着した。スポーツ用品店のゼビオで寝袋を枕を購入した。この旅行は貧乏旅行なのですべて快活クラブで寝ることにしていたので、せめてもの装備を揃えておこうと思った。お腹が空いていたが、アピタ富山東のフードコートはなぜか閉まっていたので何も食べず。
21時頃 大阪王将中川店へ。本当は地方の美味しいものを食べたかったが、疲労困憊でそんな力はなかったので、たまたま見つけた大阪王将に入った、確か餃子の定食をとった。
21時半頃 人生初のネットカフェ・快活クラブ富山荒川店へ入店。会員カードを作る。店員さんに、持っていた寝袋を見られたのか、「当店はシャワーがありませんがよろしいでしょうか」という確認がなされた。よろしくはなかったが疲れていたので、「ハイ」と答えた。
フルフラットシートをとったが、これが意外と快適だった。寝袋と枕があれば何とでもなる。疲れていたが、初めての快活クラブの設備や居心地の良さに興奮した。大画面でYouTubeを観たり、雑誌を読んでみたり、ソフトクリームを食べたりした。確かに仕切りがあるだけで、隣のオジサンの寝息は聞こえてくるが、秘密基地感があって楽しかった。
12時頃 就寝。本日の走行距離は374㎞