北海道1人旅④

北海道1人旅の4日目。この日も時間に関しては記憶が曖昧だ。

9時ごろ　起床した。素泊まりなので朝食はついていない。朝食に何を食べたのかは残念ながら思い出せない。おそらくコンビニかファーストフードを食べたと思われる。

10時ごろ　この日のメインである旭山動物園へ向かう。旭山動物園はニュースやテレビなどで何度も名前を聞いたことがあったので一度訪れてみたいと強く思っていた。アクセスは旭川駅から出ているバスで30分程度で着く。

10時半ごろ　旭山動物園に着いた。ほとんどの客が家族だ。１人で動物園をまわるのはかなり珍しい存在かつ、寂しいと感じたが気にせずまわることにした。

園内には多くの動物がいた。キリン、サイ、ダチョウ、ヒツジ、ヤギ、ホッキョクグマ、チンパンジー、ヒョウ、フクロウ、ペンギン等、多くの種類の動物がいた。ゆっくりとまわりながら一眼レフカメラで写真をたくさん撮った。

特に心を奪われたのは剥製が展示されている室内のコーナーだった。ヒョウやアザラシ、ゴリラの剝製が展示されていたが、どれも今にも動き出しそうな様子だった。ずっと見ていると、生きている個体よりも美しいように感じられてくる。

13時ごろ　お腹が空いたので売店でスナックを買う。食べようと思ったら急に雨が降ってきた。売店の近くのキリンは急な雨にビックリしている様子だった。食べた後は少しゆっくりして旭川駅に戻った。

14時半ごろ　旭川駅から中富良野駅へ出発した。最後に泊まるのはラベンダーだ有名な富良野だ。宿泊には元々ユースホステルだった富良野ホステルを予約した。

16時ごろ　中富良野駅へ到着した。

旭川駅は都会だったが、富良野はまったくの田舎だった。ビルもお店も何もない。駅から少し歩いて富良野ホステルへ向かった。夫婦のマネージャーが歓迎してくれた。

この日は私とドイツ人カップルしかいないそうなのでほぼ貸し切り状態だ。部屋もロフト付の大きなところを貸してくれた。広すぎて落ち着かないくらいだ。

19時ごろ　食事をとりに出かけることにした。マネージャーが自転車を貸してくれた。確かに徒歩圏内には本当に店が無い。少し走っているとラーメン店が見えたがどうやら閉店間際のようだった。この辺は閉まるのも早いようだ。

近くに喫茶店があり、まだ営業しているようだったのでそちらに入った。喫茶店ラ・メールは誰も客がいなかった。注文を取りに来てくれた人は70歳くらいの外国の女性だったので少しビックリしたが、私はオムカレーを注文した。オムカレーはカレーライスの上にフワフワの卵焼きが乗っていて美味しい。

店の居心地がよかったのとホステルに帰ってもすることがないので、水出しアイスコーヒーとチョコレートケーキを追加注文した。

それらを食べているとさっきの外国の女性と30歳くらいの女性が奥から現れて、離れた席に着いて英会話を始めた。後で知ったことだが、アメリカ人女性オーナーのMさんは喫茶店経営のかたわら英会話教室もやっているのだそう。

ケーキを食べ終わった私もなぜか仲間に入れてもらい、3人で少し英会話をした。まさか富良野で英会話をすることになるなんて夢にも思わなかった。その30歳くらいの女性は東京から来ており、ショートステイで英会話を勉強しているそう。

21時ごろ　店を出た後はセイコーマートに寄ってオヤツを少し買った。初めてセイコーマートに行ったが、店の明かりに蛾が密集していた。ホステルに戻った後はオヤツを食べながら本を読んだ。

23時ごろ　就寝。

続く。