2024/05/27 SIX GUN’S


あれから約1ヶ月
最初は「なぜ」「どうして」という疑問と怒りしか出てこなかった。そして考えても答えは出ない「諦め」と私達には何も出来なかったんだろうかという「悲しみ」「絶望」

近年いろんなバンドマンや俳優さんの訃報を聞いたりするけどガゼットだけはそういったものとは無縁だと思って生きてきた。
当たり前に存在してこの先も変わらずにお互いよぼよぼになるまでLIVEするものと思っていた。
こんな悲しい事が起こるなんて誰も思っていなかった。

いつも私は言うんだけどガゼットは「家族」のような存在だと。どんなにバンドが大きくなろうと存在を遠くに感じた事なんてないしメンバーがみんなファンの想いを優先して寄り添ってくれる。
離れている時はそっと見守ってくれて帰ってきたら変わらない姿で優しく迎えてくれる。
こんなにもファン想いのバンドを好きになったのが私の誇りです。

今回のライブもすごくガゼットらしい在り方で、れいたの喜ぶことを考えて出してくれた選択に感謝しかない。
これからもベースはれいただけだと誓ってくれた事、ステージにれいたの機材やマイクを置いてベースソロでスポットを当ててくれた事、春雪の頃でメンバーがお立ち台に集まる時葵さんがれいたの場所を空けてくれていた事、どれも素敵なパフォーマンスで嬉しかった。

本当は最初から最後まで笑顔でいるつもりだったんだけど、どうしてもその粋な計らいを涙なしで見る事は出来なかった。
次のライブからは何があっても笑顔で楽しみたいなと思っています。
そして「怒り」や「悲しみ」を超えてやっとれいたにありがとうって伝えられました。
本当にいなくなってしまったと実感するのが怖くて「ありがとう」がどうしても言えずにいた。
でも、感謝してもしきれないくらいれいたから沢山の楽しい事をもらったなって。本当に本当にれいたありがとう、生まれてきてくれてガゼットのベースになってくれてありがとう。
後にも先にもガゼットのベースはれいただけだよ、誰一人欠けちゃいけないんだよ。

そしてれいたの愛したガゼットをこれからも皆で守っていくしれいたの記憶を色褪せないようにみんなで色濃く彩っていくよ。
新しいアルバム、楽しみにしてるんだからね。ガゼットのベースはれいたしかいないんだから任せたよ。
ガゼットは本当「止まる事を知らないバンド」だから忙しくなると思う。
それまでは、今はれいたがれいたらしくいれてどうか笑顔でありますように。

ここまで自己満的な文章を読んでくれている人が多少なりともいるかもしれない。
今回のライブのことで本当に色んな意見や衝突があったのを見てきましたが「ガゼットが好き」という同じ感性をもった者同士仲良くしたいしいざという時こそ助け合っていければなと思います。the GazettEとSIX GUN’Sの明るい未来に向けて。

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