記憶する前の準備作業
本を読んだり、勉強をしたり、講義を受けたりしても、その内容を忘れてしまっては知識になりません。暇つぶしが目的ならそれでもいいですけれども、せっかく興味を持って学んだのですから、知識として習得するとよいでしょう。問題解決や、資格取得が目的であるのなら、なおさら知識化すべきものですね。
新しいことを学んだら、次に、それを記憶に残す作業が必要になります。
(引用はじめ)
何を覚えるかあいまいだと、結局、覚えられません。人間の脳には雑多なものは覚えたくないという性質があるらしく、「覚える」のか「覚えない」のかがあいまいだと、なかなか覚えられないのです。
だからこそ、最初に覚えることを整理して、「ここは覚える」「ここは覚えない」と決めることが大切です。そして、「覚えない」と決めたところについては、思い切って捨てることです。
(吉永賢一、東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法)
コーネル式ノートの左枠の中に、覚えることにした項目を書き出しておくのも一法でしょう。