今年のヒロアカ映画についての正直な感想
ネガティブな内容を含みます。ネタバレが嫌な方、映画の余韻に浸りたい方、苦手な方はスルーしてください。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE
ユアネクスト見てきました!
ヒロアカの映画は毎年見ていて、いつも期待をプルスウルトラしてくるほど高いクオリティで大好きな私。
ワクワクしながら映画館に入り、ため息を着いて出ていきました。
とはいえ、まずは
✓良かった点
戦闘の作画がかっこよかった。
音楽がいい!Vaundyかっこよかった。
かっちゃんのツッコミが流石の切れ味
ショートの夢を見るシーンで、燈矢兄が出てきてエモかった。
冒頭のパトロールシーン、A組が乗った車で動き回る感じが良い
ジュリオとアンナのストーリー好きでした
Xを見ると声優さんに違和感を覚える人も居たみたいだけど、自分は感じませんでした。
悪かった点
キャラの説明や状況を伝える為のセリフがわざとらしすぎて冷める
巨大船が都市部で派手に落ちた。絶対人死んでる→ヒーローの根幹(人を助ける)をガン無視
キャラの軸や能力と離れた言動
デクの上に瓦礫が乗って身動き取れなくなってたシーン。この時期の強デクにとっては問題なさそうな大きさで、動けない事への違和感があった。
エンデヴァーがそこまで危機的状況でない時に、プルスウルトラというのも安っぽさを感じた
どこかで見た事ある様なものが多すぎる
正規ヒーローのダークバージョンはそもそもありきたり...王道で行くのはいいけど、そこに深さが無さすぎる。
オールマイトにお前は光ではなく闇だ!と言われて、「なら俺はダークマイトといったところか!」と言い、それから気に入ったようにダークマイトと連呼していた。
持っていきたい展開にセリフを合わせていく感じが見ていてとっても冷めました
敵(ヴィラン)になった経緯や、その個性を持つからこその過去が薄すぎる
夢世界的なのは、鬼滅の刃無限列車編、ワンピースフィルムレッドでもやってたし既視感がすごい
ヒロアカはただ悪いやつを殴るだけじゃなくて、正義と正義(を反対にした悪)のぶつかり合いだからこそ、深みが出て見ていて引き込まれるのに、今回は完全に正義対(薄っぺらい)悪の構図だった。
それぞれが異なる個性を発揮して、(役割分担をして)目的を達成させるというヒロアカらしさも今回はかなり微妙。
口田くん個性1回も使ってなかった
全体通して予定調和だったり、キャラの根幹からほんの少しズレたワードチョイスが多くて記号的なキャラに伝わってしまうシーンがあった。
キリがなさそうなのでここで閉めます。
戦闘シーンを見たい方、ストーリー性に重きを置かない方には楽しめる映画になっていると思います。
脚本家の人は、監督さんは、ヒロアカが本当に好きなのだろうか、キャラ解釈が浅いとどうしても感じてしまいました。
あくまで個人的には悔しさがプルスウルトラです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?