
未経験からデザイナーになる方法を本気で考えてみた。
どうして書いたの?
デザイナーとして食べていけるようになりたいという相談が増えてきたので、デザイナーに興味がある、将来デザイナーを目指しているという方向けにスキル0、実務未経験の人がどうやったらデザインだけで生活ができるようになるのかというのを筆者の経験談も踏まえまとめました。
どうやったら未経験からデザイナーになれる?
結論からいうと、大きく以下の3つの選択肢があると思います。
1、学校に通う
2、独学で勉強する
3、さっさと働き始める(最短ルート)
それぞれ細かくみていきましょう。

デザイナーになろうと思って、まず最初に誰もが考えることかと思います。
これを細分化していくと、
【学生】
1、転部する
2、他の大学に編入する
3、トビタテ!留学JAPANで海外の学校に通う
【社会人】
1、専門学校に通う
2、オンラインスクールを受講する
3、職業専門校に通う
という選択肢があるかなと思います。
学生の場合
1、転部する
今までとってきた単位を無駄にせず、自分の学びたいことを学べる専攻に転部ができるのであれば、けっこう現実的な選択肢かと思います。
2、編入する
転部できない!という学校であれば、編入も検討しましょう。
今までとってきた単位を継続できるケースが多いので、行きたい学校を調べて編入ができないか調べてみましょう。
実はもともと私立理系の大学で建築設計を学んでいたのですが、授業が面白くなかったので、デザイン系の学部に転部することや、もともと興味のあった心理学系の大学に編入を当時は考えていました。
結果的に中退という意思決定をしましたが、その後かなり苦労したので、転部や編入ができるのであればそちらのほうが望ましいかなと。
3、トビタテ!留学JAPANを活用する
2013年10月から文部科学省がグローバル人材を育成するために始めたキャンペーンで、審査に受かると返済不要の奨学金がもらえます。
知り合いでカナダにデザイン留学に行った子がいるので、将来海外で働くことを目指している人であれば、活用しない手はありません。
社会人の場合
1、専門学校に通う
未経験からデザイナーを目指す人で最も多いのがこの選択肢。
初期投資して、デザインの勉強を必ずする時間、環境を創るというは合理的かもしれません。
筆者もデザイナーに転職後、会社員をやりながら、1年間専門学校に通っていました。
かすみさんはデザインスキルを伸ばすために勉強する時間をロックために土日の時間を全部学校にあてていたそう。
2、オンラインスクールを受講する
学校通ってる時間もお金もない!という方にはオンラインスクールがおすすめ。パッと思い浮かぶスクールを挙げると、UdemyやSchoo、デジハリオンラインスクールなんかが有名かなと。
筆者は最初Progateをごりごりにやってました。
とにかく楽しく継続して学ぶことが大事。
いなげさんはSchooでツールの使い方を勉強したとか。
最近はいろんなスクールがありますね。
元塾講師、家庭教師、部活のコーチをやっていた経験を活かして、いつかデザインスクール事業をやってみたい。
3、職業専門校に通う
職業訓練校からデザイナーになった方も。
国や自治体が運営しているため、無料で補助金を貰いながら就職のためのスキルが身につけられるというのが非常に魅力的。

学校に行く経済的余裕がない方や、一人でコツコツと勉強ができる人は独学をオススメします。
正直独学で勉強できる人が最強ですし、一生役にたつスキルではあると思います。
・本やネットの情報から学ぶ
・セミナーや勉強会に足を運ぶ
・デザインを学べるサービスを利用する
・トレースする...
などなど独学でもいろんな方法があると思いますが、どれか一つだけオススメするとしたら、トレースをオススメします。
守破離の考えで、とにかくいいデザインを真似ることが上達の近道。
とはいえ筆者はデザインの考えやスキルに関してはほぼ実務で学んできたので、ここは実際に独学でデザイナーになった人のお話を聞いてみましょう!
3ヶ月の独学でデザイナーになったなみこさんのお話。
30代で未経験からデザイナーになったyukasukeさんのお話。
元クリエイター専門の人材系の会社で働いていたせんざきさんのお話
独学術を身につけたいという方はこちらオススメ!

これが最短ルート。本気でデザイナーになりたかったら、すぐにデザイナーとして働き初めて、実務経験をたくさん積みましょう。
以下のような方法が考えられます。
・未経験でも雇ってくれる企業を探す(推奨)
・身近にデザインのお仕事がないか探す
・クラウドソーシングサービスを利用する
未経験でも雇ってくれる企業を探す
未経験でも雇ってくれる企業にひたすら応募して、ポテンシャル採用を目指しましょう。
筆者の場合、まず会社を辞めてから転職活動に全リソースを注ぎました。
高卒、正社員経験無し、スキル0、実務未経験、ニートという状況からWantedlyと派遣会社を利用し、約1ヶ月間で48社応募、11社面談、そのうち6社選考に進み、ようやく1社受かることができました。
この経験から採用は営業と似てるなあと思いました。
どれだけ断られてもとにかく諦めずに「デザイナーになりたい」と告白し続けるまるで恋愛のよう。
ナユさんも未経験でも雇ってくれる転職先を探してポテンシャル採用でデザイナー転職に成功した事例。その後デザイナーからエンジニアにキャリアチェンジしているのでデザイナーからエンジニアを目指す人は必読。
身近にデザインのお仕事がないか探す
学生だったら学祭やサークルのイベントで使うポスターやフライヤー、社会人であればプレゼン資料や提案資料などデザインできるものが身近にごろごろ転がっています。
もしくは自分の名刺やサイトをつくるとか自分のつくりたいものをつくっていく過程でスキルを身につけつつポートフォリオにする。たくさん実績を積んだら、お仕事として始めるというのもありかなと。
クラウドソーシングサービスを利用する
上記のステップである程度ポートフォリオが溜まってきたら、クラウドソーシングサービスを使ってデザインでお金をもらうという経験を積むと良いでしょう。
筆者は一度も利用したことがないので、はっきりと言えませんが、とにかくたくさんの実績を積みたいという方にはオススメかもしれません。
未経験でもデザイナーになれました!を鵜呑みにしないという視点も大事
最終的には自分の頭で考えて、行動しましょう。
未経験からUXデザイナーになるには?
ここで話しているデザイナーとは主にWebデザイナーやUIデザイナーを指しているのですが、筆者自身もともとUXデザイナーを目指していたので、未経験からUXデザイナーになった人のお話とかあったらぜひ聞いてみたいですし、自分はこんな方法で未経験からデザイナーになれました!みたいな方がいましたら、ぜひコメントかツイートして頂けると嬉しいです。
デザイナー人口を増やしたい
筆者のミッションとして、デザインで人類に貢献することを掲げています。
ですが、1デザイナーとしてそんな社会的インパクトは生み出せないので、デザイナー人口を増やすことでデザインで貢献できる人の母数を増やしていくことにしました。
なので第一歩としてまずは本気でデザイナーになりたいという方の役に立つため、今後もnoteやTwitterでデザイナーに役に立つ情報を発信し続けていきます!
ここまでご覧頂き有り難うございました。
ぜひ応援しています!一緒に自己実現目指していきましょう!!
Twitterをフォローして、経営者向けの有益図解を毎日受け取る。
あわせて読みたい