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何故シャネルに惹かれるのか
優しさに包まれてする仕事なんて、本当の仕事じゃない。
怒りがあって、はじめて仕事ができるのよ
思い返すと、わたしはけっこう怒っている。
こんなこと言うと、わたしのことを知っている人は驚くだろうけども。
大人しいふりをしてただけで、全然わたしは“大人しい子ども”ではなかったし、
大人しく言うこと聞く大人でもない。
中学の時イジメが酷く、
なんでイジメるのか理解出来なかったし、
それを“仕方ない”って思ってる大人「は?」って思っていた。
「あいつ胸大きいのティッシュ詰めてるだけっしょ」という訳分からないことを平気で言う同級生と、それに同調して仲間外れにしていたクラスメート。
物が消えたり、画鋲が靴箱に入っていたり、
クラスには必ず不登校の生徒が2人くらいいて。
こんな状況だったのにも関わらず、
「みんなで卒業式おくれて先生は嬉しい」
うるうるする先生と、それを聞いてうるうるしているイジメていた生徒達を見て、
茶番だわ
って思ってた。
理不尽なこと不平等なことが嫌いで、
イジメとかするの意味わかんなかったけど、
こういう変に都合良く美化して酔ってる姿が一番嫌いなのかもしれない。
この“違和感”を抱く人っていないのかなと思って、誰にも話してなかったけど、BLAでアウトプットが大事って学んだから、初めてここで言いました!!
卒業式が茶番ってパワーワード過ぎる(^^;
で、
卒業式が茶番って話がメインではなく。
何故シャネルに惹かれるのか?という話なのですが………
こんな感じで、
色々なこと対してキレてまして、内心。
でもキレるだけで結局イジメられてた人を救えなかったし、あの違和感を抱いたまま何も変えられなかった。
そんな時……
なんかシャネルの本読んでると、彼女色々キレてるんですよ。
「なんであんな派手な飾りついた帽子かぶってんの?」って。
で、
それで終わらない。
彼女は帽子屋つくって、シンプルな帽子を“流行らせた”、派手な帽子よりシンプルな帽子が売れるようになったのです。
帽子=派手な飾り
という価値観を変えただけではなく、
帽子屋を事業にして成功させ、お金持ちの愛人という立場から経営者にまでなったのです。
ココ・シャネルという人は、
怒りを怒りのまま終わらせず、
価値観を変え時代の流れを変えていった。
あのシャネルでさえも、風刺画なんか書かれていて馬鹿にされたり揶揄されたりもしていた。
けれど決して屈せず、自分の理想を追い求め戦った。
怒りを自分のエネルギーに変えて、逆境に負けず革命を起こした人なんだとわたしは思います。
わたしは怒りを抱くだけで、あの流れを変えられなかったから、時代を変えてしまったココ・シャネルに惹かれている。
エレガントなマドモアゼルになりたいって思うのも、シャネルがそうだったから。
時代を変えるまでは難しいだろうけども、
自分の抱いた違和感には正直でいたいし、「仕方ない」って力なく笑う大人にはならない。
怒りを感じたらそれをエネルギーに変えて、
“どうすれば変えられるか”を考えて実行する。
エレガントであり柔らかさもあるけど、
妥協しないし屈しないマドモアゼルでありたいなと思います。