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10万円何に使いますか?
所得の増減にかかわらず、一律10万円の現金給付が現実味を帯びてきたわけですが、いざ10万円給付されたとして皆さんは何に使いますか?
貯金
ほとんどの人が多分貯金をするのでは?と考えています。今回の場合、「一律」10万円ですから、生活費がかさみそうな都市部でも、生活コストが安い地方の片田舎でも受け取れるのは10万円です。しかし、その10万円の重みは都市部と田舎では大きく違いますよね。で、普通に給与を得て問題なく生活している人にとっては、とりあえず期限のない現金だし、貯金しておくかとなるでしょう。
生活費の補填として
今回のこの新型コロナウイルスにより営業自粛や活動自粛を迫られ、賃金が得られず生活ができない人は、この使い方しかないでしょう。
働き盛りの30代、40代で貯金がゼロな人は23%も存在するようです。(30・40代で「貯金ゼロ」の人は23.1%、貯蓄額100万円以下は6割)
生きるので精一杯なんだ!という人はこの使い方ですね。
自分の欲しいもの買う
突如湧いて出た10万円。よし、今まで買うのを躊躇っていたアレを買うぞ!となる人もいるでしょう。今回の現金給付は、リーマンショック時に行われた定額給付金と違い、経済を刺激するのが目的ではなく生活困窮者等の人道的な援助を目的とした位置づけですから、ある意味本来の目的とはそれてしますが、そういう使い方も悪くないといった感じでしょうか。しかしながら、営業自粛や臨時休業等で圧倒的に物品やサービスの供給自体が少なくなってる状態での使い道ですので、安定的に物品やサービスを提供できてるところの一人勝ちになる可能性もあります。
ギャンブル
これは、助けようがありません・・・。パチンコや競馬等にも使おうと思えば使えるわけです。
金は天下の回りものと言われますが、その通りで、金は人間でいう血液みたいなものです。お金が回らなければ死んでしまいます。
本来であれば、必要な人に多く行くのが社会的な支援でしょうが、その場合審査などに時間がかかるのは明らかです。
その工程を極力省いてスピード感を重視したのが今回の一律現金で給付するという方法ですね。
今回の新型コロナウイルスが沈静化するのもまだまだ先の話でしょうし、これからさらに状況は厳しくなるでしょう。少しでも状況がよくなるように、自分のできる無理のない範囲で生活を送りたいですね。