見出し画像

友達100人作りたい真しろの奮闘記~ましログらし1

1 はじめに


こんにちは、真しろ(ましろ)です!


前回の記事からすっかり時間が空いてしまいました。


前回は、初投稿にもかかわらずめちゃくちゃ真面目なことを書いてしまいました。ごめんなさい!


イングランドにやってきて、早1カ月が過ぎました。今回はそんな1カ月で、どうやって友達作りをしてきたか、そんな話を書きたいと思います。ちなみにタイトルの、『ましログらし』とは、「真しろの暮らしを記録したログ」という意味が込められていたりします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。


2 友達0人


皆さんは、誰かに助けを求めるほうですか? それとも1人でなんでもやっちゃいたいタイプですか?


日本にいたころ、私はどちらかと言えば後者でした。もちろん困ったときは誰かに助けを求めることは多かったのですが、「誰かに迷惑をかけないかな」とか、「助けられるってことは自分が何もできないみたいでいやだ」みたいに思うことも少なくありませんでした。


まあこの辺は考えが分かれるところですが、「1人でできるもん!」と思ってなんでもやろうとすることには1つデメリットがあります。それは……友達ができないことです。つまり友達0人なんです。そこで私は、「助けて!」と叫ぶことで、ついでに友達を作っちゃおうという作戦を実行することにしました。以下では、代表的なエピソードを3つ紹介します。


3 心の扉をノックしよう


私が今住んでいる宿舎は、食事が付いていません。すなわち、仲間とキッチンを共有し、自炊しなくてはいけません。自炊の方法は置いといて、そこにある器具の使い方や、買ってきた食材の仕分けなど、自分1人では理解の難しい部分はたくさんあります。


最初のうちは、キッチンを使わずに1人で完結する方法で食事を得ていましたが、やはりそれだけだと芸がありませんし、何より全然キッチンに入ったことがないのも問題だと思いました。


そこで思い切って、キッチンを共有しているほかの同居人さんのお部屋をノック! すると、快くオーブンの使い方をレクチャーしてくれたり、食材の仕分けを手伝ったりしてくれました。そんなことでわざわざ部屋をノックするのは申し訳ないかなと最初は思っていましたが、むしろキッチンを積極的に使うと、他の同居人さんと顔を合わせる機会も増え、どんどん話をするようになっていきました。最近では、料理のできる同居人さんが簡単な物を振る舞ってくれたり、そのお返しに日本のお土産を渡したりという関係にまでなりました。本格的な料理はまだしていませんが、お互いの心の扉をそっとノックすれば、いつかみんなでおいしい料理を作る日も近いでしょう。


4 ランドリーでフレンドリー


洗濯は、寮の外にある大きなランドリーで、アプリを使って行えます。操作は難しくありませんが、どの洗濯機が使えるのかや、操作を間違えていないかなど、同じ時にランドリーを使っている他の学生さんに尋ねることも多いです。また、洗濯と乾燥が終わるまでそこで待機していたほうが安全なので、暇な時間もできます。つまり、待ち時間や助けを求めている時間は友達を作る絶好の機会なのです。


一番嬉しかったのは、自分より後に大学に到着した別の学生さんから洗濯機の使い方を聞かれたので使い方を伝授したところなんとか動き、そのまま意気投合してキャンパスの近くの公園に遊びに行ったことです。その方とは今でもよくお話します。


そんなことがあってから、私は自然と、ランドリーに行くことが楽しみになりました。フレンドリーになれるランドリーで、心も言う利もきれいになりますように。


5 援助依頼は英語の練習


私が通い始めた大学は、日本で通っている物とは比べものにならないほど広漠たる物で、数年間通っている学生さんでも迷うことが普通です。そんなわけで、1人そぞろ歩いていると、Can I help you?と聞かれることはよくあります。1人で探検したい気持ちは山々ですが、授業や次の予定に間に合わなかったら元も子もありません。そういうわけで、自分が今何に困っていて、これからどうしたいかを英語で伝えることが要求されます。


英語として正しく伝えるのはもちろんですが、どこに行きたいだとか、何時までにそこに着きたいだとか、誰と待ち合わせをしているだとか、そういうじょうほうを相手に伝わりやすい英語で適切に伝える必要があります。そのためには、同じ語彙をただ使うだけではなく、優しい語彙に言い換えたり、言い回しを変えてみたりすることも必要でしょう。つまり、援助以来をすることは、英語を実践的に使う練習にもなるわけです。これは、道に迷ってしまったときだけでなく、授業中や寮での生活でもよくあります。


友達作りの話に戻ると、大抵助けてもらっている間には、何年生でどこから来て何を勉強しているのかという基本情報をお互いに聞き合うことになります。まだそういうケースは少ないですが、そこからうまく友達になれる可能性は十分にあります。少しでも共通点がある場合に、連絡先を交換して引き続きやりとりしている方は何人かいます。


6 Song for you


例によって、私の独断で、この記事に合いそうな音楽を紹介するコーナーです。今回はずばり、ザ・ビートルズのHelpです。怖がらずに、意地を張らずに、Help!と叫んでみたら、案外いいことがあるかもしれません。
こちらより視聴できます。


https://open.spotify.com/track/6EdSN1iGtLPhcz43QDRkdK?si=ZPWWMhDrQ-GLISUodUuyLA


7 おわりに~友達100人目指して


誰かに上手に助けを求めることは、自分の慣れ親しんだ環境や言語であっても難しいです。しかし、慣れない場所で慣れない言葉にさらされる経験の中で、「助けて!」と言えることは、自分の目的が達成できる可能性が上がるだけでなく、友達をたくさん作ることにもつながるのだと改めて感じました。そして、その助けられた経験の中で、1人でできることは何なのか、逆に誰かを助けることはできないかを考えていければ最高ですよね。でもひとまずは、1人でやるとか助けるとかそういうことは置いといて、助けられることを出会いと捉え、友達100人目指します。皆さんも、もし寂しくなったら、あえて助けられてみてはいかがでしょうか。


そんなことを書いていたらおなかがすいてきたので、キッチンへ行ってきます。もしかしたらまた友達に出会えるかも。


Have a nice day!

いいなと思ったら応援しよう!