win10でWSL2を有効にする



環境

Windows10 Pro 22H2

やりたいこと

  • wsl2を入れる

  • Miracle Linux 9をいれる

wsl2をいれる


機能の追加から、「Hyper-V」「Linux用Windowsサブシステム」「仮想マシンプラットフォーム」を有効にする。既にチェックが入っている時は何もしない。

Windows Terminalまたはcmdを開いて、下のコマンドを叩く。

> wsl --install

インストール中:Linux用Windowsサブシステム
Linux用Windowsサブシステムはインストールされました
インストール中:Ubuntu
要求された操作は正常に終了しました。変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。

このように「正常に終了しました」と表示されたらパソコンを再起動する。
再起動すると、下のように勝手に画面が出てくるので、指示に従う。

初期設定の画面
設定が終わったあとの図

Miracle Linix 9をいれる

Miracle Linux 9をいれるためには、実機かVMが必要。(今回は実機)
実機またはVMで下のコマンドを叩く。

$ cd /
$ sudo tar cvfzp miracle9.tar.gz bin dev etc home lib lib64 media opt run root sbin srv usr var


操作が終わると、上の写真のように圧縮したものが生成される。
今回は実機なので、scpをつかってダウンロードした。

保存する場所の状態

読み込む準備が整ったので、もとのubuntuをシャットダウンして解除する

> wsl --shutdown
> wsl -l -v (正常にシャットダウンされているかを確認する)
> wsl --unregister Ubuntu

つぎにさっき用意したファイルを読み込む。

> wsl --import {ファイルの名前} {保存する場所のパス} {ファイルが置いてある場所のパス}


この状態になればOK

オプション

この状態で起動すると、「[root@{hostname}~]$」となるはず。これは初期状態がrootであることを示している。下のコマンドを叩くことで、デフォルトのユーザーを変えられる。

$ vi /etc/wsl.conf

[user]
default={自分のusername}

:wq

WSLの起動方法

Windows TerminalのWSLプロファイルを少し書き換え、保存して、いつものように起動するだけ。

おわりに

思ったより簡単でした。







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