アルケミー、やりたくねえ

note始めて最初の記事がいきなりネガティブな話ですいません。ぼくももうちょっとポジティブな話題から入りたかった。

というわけでWotCから正式にお達しがでましたね。

当たり前っちゃ当たり前なんだけど、予選ウィークエンド終わるまで調整しねえぞとのことです。いや、そこまで引っ張るともう神河の発売目前なんですけど……。

というわけで本日はぼくがいかにアルケミーをやりたくないか……というお話です。

いや、まずどう考えても中隊と殻が備わってるデッキがトップメタの環境とかやりたいわけないだろ!!!

はい。エスパークレリックの話ですね。《英雄たちの送り火》は大変バランスの取れた出産の殻の調整版……3マナのクリーチャーサクったら中隊が飛んでくるカードはイカれてるだろ!!!

いや送り火は悪くなくて、大体《審問官の隊長》が悪いんですけど……うん、いやこいつは弱い《集合した中隊》だから……インスタントで唱えられないし……片方は3/3確定だし……って言ってるとクリーチャーであることを逆手にとられてるんだよなあ!送り火から出てくるし、クローンでもう1回だ!してくるし!!何より中隊だとあったスカがない!!!!

脇を固めるカードも強いんでね、そりゃトップメタですよ。

呪文書から出てくるカード次第で想定外の負け筋があるゲームとかやりたいわけないだろ!!!

呪文書から出てくるカードは大体似たようなカードのことがほとんどなんですが……一部のカードの呪文書は当たりといえるカードが存在しています。

《書庫の鍵》から《副陽の接近》が飛んできて負け……なんて直接的に負けにつながること自体は確率的にそう高いわけじゃないですが、相手が呪文書からどのカードを取ったかというのは実際に撃たれるまで分からないにも関わらず、呪文の幅が広く、かつ一部が強力なカードの場合、想定されるパターンが複雑過ぎます。

《討伐者の報酬》のような呪文書からドラフトできるカードの効果の幅が狭いカードならいいんですが……。

手札のカードに永久的な修正を与えることのテンポが良すぎんだろ!!!

《団結の天使》とか《霊媒者》とか《公式発見》とか《恐るべき仔竜》とかの話ですね(《執拗な仔狼》もちょっと違いますが近いカードだとは思います)

これらのカードの最悪なことはこの強化への干渉手段がほぼ存在しないことです。たとえ《団結の天使》を除去しても《正義の戦乙女》は3/5になりますし、《霊媒者》を除去しても《アールンドの天啓》は5マナになりますし、《恐るべき仔竜》を2T除去できなかったらほぼゲームに敗北するだろうインパクトがあります。どのカードもほぼ確実に次のアクションが1T早いものになるので、これらのカードをプレイできたときにはゲームスピードが1T早くなります。

というか《霊媒者》は根本的に隣に予顕あるのにこの性能してるのおかしくない???2マナ先払いに1/3ついてきて、しかも先払いの分だけ確実に2マナ下がるのおかしくない?????隣に予顕があるんだぞ?????

そもそも根本的にスタンの強力カードがだいたいナーフされてるのに、アルケミーの追加カードが下手するとそれらのナーフ前より強いのがナンセンスだろ!!!

いや、わかる、わかるよ。アルケミーの追加カードが弱かったら(ヒストリックホライゾンのときみたいに)単に無視されてスタンのカードがナーフされただけの環境になるもんね。わかるわかる。

でも、みんながアルケミーに望んでたのは、スタンの強力なカードが適正なバランスになってて……アルケミーの追加カードで既存のちょっと弱かったアーキタイプが強化されて、多様性が回復した環境であって……アルケミーの追加カードでスタンを上塗りしたクソ環境じゃないんじゃないかって……。


以上の理由以外にも(これは単にぼくの好みの問題なんですが)環境の解析度合いが低いのでラダーでぼくのかんがえたさいきょうデッキの相手を無限にさせられたりするあたりも心の健康に悪かったので、予選ウィークエンドの権利ありますけど、まともにアルケミー詰めたくないです。

ここまでアルケミーの嫌いなところだけ話したんで、モンキー・D・ルフィさんの名言を心に刻んで、アルケミーの良いところもあげておきたいと思います。煮詰まってない環境で自分で考えたデッキを使いたいって人にはオススメですよ、アルケミー。

最初の記事からしてこんなにネガティブですまん……。

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