ケモノの檻

部下・高野の横領に気付いた湯田係長は、
事実の隠蔽をエサに、引き籠りの息子の世話を押し付け
頭痛の種を解消する。
だが数日後、青ざめた表情の高野が湯田に告げる。
「息子さん、押し入れで女の子“飼って”ますよ。気付いてないんですか?」
その日を境に、事態は最悪の方向へ転がっていく…。


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