【Artisanが誇るスピードマウスパッド】シデンカイV2(MID)とライデン(MID)を比較
こんにちは、mashir0です。
第1回目のnoteでは、Artisanのスピード系マウスパッドである
・シデンカイV2(MID)
・ライデン(MID)
の2枚を
表面の質感・表面硬度・滑りやすさ・止めやすさ
の4つの観点から比較していきます。
(サイズは共にXL:49×42×0.3cmを取り扱います)
※ここからは、基本的にシデンカイV2とライデンそれぞれに(MID)という表記を付けずに文章を進めていきます。本文で登場するこれらのマウスパッドは、硬度がMIDであることを前提に記事を読んでいただければと思います。
※本文中の商品名に下線が引かれているものには販売ページのリンクが添付されていますが、アフィリエイトリンクは一切含んでおりません。
各マウスパッドについて
比較を行っていく前に、まずは各マウスパッドの特徴について簡潔に触れていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711446880524-jg0gIvmgXz.jpg?width=1200)
シデンカイV2はガラスコーティングが施されている旧紫電改の後続機となるマウスパッドです。
旧紫電改は滑りに非常に特化したマウスパッドであったのに対し、シデンカイV2は滑りが控えめになっているとのこと。
ガラス製マウスパッドと違い、若干の沈み込みがあるため、ある程度止めやすさが担保されている点でガラス製との差別化がなされています。
![](https://assets.st-note.com/img/1711446895803-dYD6fo24QZ.jpg?width=1200)
ライデンは布製ながらもかなりのスピード感があり、非常にシルキー・なめらかな滑走感が特徴的です。
また、他の布製マウスパッドに比べて初動の軽さにおいて優れているように思います。
表面の質感を比較
シデンカイV2、ライデンともに表面の手触りは良く、サラサラとした質感をしています。しかし、シデンカイV2にはガラスコーティングが施されているということもあり、シデンカイV2の方がライデンよりもどちらかというとサラサラしているように感じます。
また、アームカバーの引っ掛かりについて、ここでは私が現在使用している
・CW-X アームカバー HUO601
・ダイソー 水を汚さず着色したスポーツ用縫製アームカバー
の2つとの相性を検証しました。
(今後、Pulsarのアームカバーを追加予定)
・シデンカイV2
CW-X→△ ダイソー→〇
・ライデン
CW-X→◎ ダイソー→〇
◎:滑らか
〇:△よりは滑らかだが◎よりは滑らかではない
△:若干引っ掛かりあり
表面硬度を比較
【測定方法】
Pronese ゴム硬度計 TYPE Aを用いて5回測定し、平均値を算出する
![](https://assets.st-note.com/img/1711442849112-SKcNrxtKsK.jpg?width=1200)
測定結果(平均値)
・シデンカイV2:61
・ライデン:50
⇒シデンカイV2のほうライデンよりも硬め
(参考:他のマウスパッドの硬度平均値)
ZOWIE G-SR-SE Gris:46
Artisan ヒエン(SOFT):48
Pulsar ParaSpeed V2:65
(ここで算出した値はあくまで参考値であり、他の方が提示している値とは異なる場合があります。)
滑りやすさを比較
【測定環境】
傾斜を約12度つけた段ボール上にマウスパッドを設置し、
①
ダイソー ワイヤレスマウス(電池抜き約50g)にDream Gamer small dots (Ice) を4つ貼り付け、滑走させる
(動画撮影→マウスパッドにマウスを滑走させるシーンを2枚同時に撮影)
②
Lamzu ThornにDream Gamer small dots (Ice)を4つ貼り付け、滑走させる
(動画撮影→マウスパッドにマウスを滑走させるシーンを1枚ずつ撮影し結合)
![](https://assets.st-note.com/img/1711471389723-gyBLwnVlol.jpg?width=1200)
比較動画
①
②
⇒シデンカイV2の方がライデンよりも僅かに滑りやすいです。
(動画を1.0倍速よりも遅くすると、よりわかりやすいと思います)
しかし、実際に使用しているとライデンのほうがシデンカイV2よりも滑るように感じることがあります。このように私が感じるのは
・ライデンの滑走面が非常になめらかであること
・マウスの止めやすさ(後述)
が影響しているからのように思います。
止めやすさを比較
主観とはなりますが、最後にマウスの止めやすさを比較していきます。
結論としては、シデンカイV2の方がライデンよりも止めやすさにおいて優れているように感じました。
シデンカイV2は滑走させているマウスを止めたいところで止めることができるイメージ、マウスの切り返はシャープに行うことができます。
これに対し、ライデンはそのシルキーな滑走感ゆえに止まってほしいところよりも少し先でマウスが止まる感覚があります(特にマウスを速く動かしている時)。マウスの切り返しに関しても、シデンカイV2よりも丁寧なマウス操作を心掛けないと自分が切り返したいタイミングよりもワンテンポ遅い切り返しになってしまう印象があります。
この止めやすさの差異から、シデンカイV2はスピード系パッドではあるものの、トラッキングに留まらず、クリッキング系のシナリオや、フリックショットが求められるVALORANTなどといったゲームでも扱うことができるように思います。ライデンはトラッキングのし易さは間違いないですが、クリッキングに関してはマウスの繊細な操作が求められ、シデンカイV2に比べて若干難しいように感じます。
おわりに
今回はシデンカイV2(MID)とライデン(MID)を4つの観点から比較しました。
初の記事作成だったので至らぬ点もあったかと思います。何か気になった点がありましたらご連絡いただけると幸いです。
次回はエルゴマウスに関して記事を作成する予定です。
以上で今回のnoteは終了です。
ここまでご覧いただきありがとうございました。