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【事務所から独立すると『バンド名』が使えなくなる😟💦】《番組感想》

首都圏情報ネタドリ!(10月25日放送)(NHK総合)を
見ました。

この回のエピソードは、
《「推し活」の裏で…相次ぐ芸能事務所とタレントのトラブル》
でした。

ビジュアル系ロックバンドの「フェスト ヴァンクール」さん達は、
「活動に見合った報酬にして欲しい」と、事務所に掛け合いました。

事務所側には承諾してもらえなかったので
バンドは事務所から独立しました。

すると事務所側は、ライブハウスなどに
「このバンドに公演をさせないように」という
制限をかけました。


また、「バンド名」の権利は事務所にある。とも主張しました。

「バンド名」が使えず、活動も制限されたフェスト ヴァンクールは、
裁判所に訴えを起こしました。

ある芸能事務所の社長さんが「匿名」を条件に、
取材に応じていました。
「事務所側はタレントを育成するのに多額の投資をしています」
と、お話されていました。

元放送作家の鈴木おさむさんは、
「2016年1月18日に放送されたSMAPの番組」について、
お話していました。

その頃、SMAPには解散の噂が出ていたのですが、
この番組の中で「解散を否定する会見の生放送」が、
急遽、決まったそうです。


この会見は番組側が提案したのではなく、
SMAPが所属する事務所から、
「こうして欲しい!」という強い意向があったそうです。

この時の「事務所側の強烈な司令」については
「鈴木おさむ」さんの書かれた小説、
「もう明日が待っている」に詳しく書かれています。


長く芸能界を取材してきた
ジャーナリストの松谷創一郎さんは、
「根底に必要なのは、皆さんがどんな番組を作りたいか?が大切」
と、おっしゃっていました。

私も、そう思います。
変な業界の争いではなく「良い作品番組」を、
皆で作りあげる。という原点を大事して欲しいです。

日本音楽事業者協会 専務理事の中井秀範さんは、

「基本的には五分と五分でなければ信頼関係ができない。
それが無くなった時に、もめる。
事務所も悩み、アーティストも悩む。

悩みをぶつけあえる事務所が、いい事務所だと思う」

と、おっしゃっていました。

本当にそうですよね。

芸能界だけではなく、
お互いに信頼しあえて、悩みも言い合える。

そういう企業が優良企業なんですよね。

こちらの番組は、11月1日(金)午後7時57分まで
NHKプラスで配信しています。
よろしかったら、ご覧になってください。

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