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suzumuraxxxjun
患者虐待【滝山病院】院長は『指定取り消し病院の元院長』だったんですね。
『ETV特集 死亡退院 さらなる闇』(6月29日放送)を見ました。
2023年2月に発覚した、滝山病院(精神科)(東京都八王子市)の
患者虐待事件について、その後を取材した番組です。
なぜ、患者の転院が進まないのか?
なぜ、現在も死亡退院が続いているのか?
その原因と闇を追跡していました。
「滝山病院の問題」だけではなく
「日本医療の問題」「精神疾患の偏見問題」
なども取り上げていました。
私は、この番組を見て、今さらなのですが、
滝山病院の院長が、朝倉病院の元院長だった。
ということを知りました。
朝倉病院(埼玉県庄和町・現在は春日部市)は、
40名以上の患者が不審な死を遂げており
不必要な治療を行っていた不法行為等が発覚。
2001年7月に廃院になっています。
朝倉病院の院長は、保険医資格が取り消されましたが、
その後、保険医の資格を再取得し、
5年前、父親の跡をついで、滝山病院の院長になりました。
そして、院長は、滝山病院でも
再び過剰医療を指示しています。
第三者委員会の報告書の元となった資料には
病院の経営利益が減っているにも関わらず、
院長の報酬は増えていた事実が記されています。
過去に不正行為を行った医療従事者について、
国や行政が、しっかり調査や管理を行って欲しい。
という気持ちはありますが、
それを行ったとしても、
人が行う管理には限界もあるでしょう。
一度、過ちを犯した人でも、次のチャンスは
あっていいと思います。
ただ、人として、
このような他者を食いつぶすような過ちを、
何度も繰り返すような生き方は、したくないものですね。