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シティリーグs1 準優勝 ヒスイウインディゾロアーク

おはこんハロチャオ。ましたんごと申します。
11/27 岡山のオレタンで行われたシティリーグにて準優勝できたヒスイウインディゾロアークについて解説します。


デッキの選択理由

ルギアとウッウロボを持っておらず、所持しているカードの中で最も戦えそうなポケモンがゾロアークだと思いました。当初ゾロアークを主役としてチラチーノやビーダルをドローエンジンに添えるデッキを考えていました。
しかし、ルギアやミュウに対して、大きなダメージを出せるターンが後2や先3からになることが弱いと感じました。
よって、先2からダメージを出せるようにヒスイウインディを主役とし、ゾロアークを相方に置くデッキを持ち込むことにしました。

デッキリスト

カードの採用理由

  • ヒスイウインディ・ヒスイガーディ 4-4

本デッキのメインアタッカーポケモン。手札が0枚ならば、エネルギー無しで160点出せる強力なカードです。先2から進化して攻撃できるように4-4。

  • ゾロアーク・ゾロア 3-3

本デッキのサブアタッカーポケモン。特性でトラッシュにある1進化ポケモンに変身し、状況に応じた技を使い分けます。試合の後半に使い、ゾロアークを採用し過ぎると手札0枚条件を満たせないことがあるため3-3。

  • ビーダル・ビッパ 1-1

ドローエンジンその1。エネルギーを引きたい時に特性を使います。試合の中盤からベンチに出したいため1-1。
(注意:ザクロがトラッシュに無く、手札0枚条件が満たせる手札である場合は特性は使いません。条件を満たさない危険性があるからです。)

  • かがやくフシギバナ 1

ドローエンジンその2。ビーダルとは対照的にこちらは初手からベンチに出します。フシギバナ1体で15枚程はドローできます。ヒスイウインディとフシギバナが揃ってしまえば、相手はヒスイウインディを放置できないため、フシギバナが残り永続的にドローできる訳です。

  • マナフィ 1

ルギアデッキのアメイジングライコウの対策カードです。ミュウ等使わない対面もあるため1枚。

  • ヤレユータン 1

リソース管理ポケモン。主にツインエネルギーを山に返します。本デッキの性質上、手札に来たカードはそのターン中に全て使用、または捨てます。そのためまだ捨てたくないカードまで捨ててしまうことがあります。
{捨てたくないカード.優先度順:エネルギー、ふつうのつりざお、あなぬけのひも、スタジアム、サポートカード(ザクロ除く)}
過度なリソース消費をある程度緩和してくれる訳です。スタートしたら弱いため1枚。

  • ライチュウ 1

ゾロアークの変身先その1。相手がvstarパワーを使っていれば、1エネで140点出ます。ルギアとパルキアに弱点を突くために1枚。

(複数枚を採用しない理由:ゾロアークの変身先1進化ポケモンはサイド落ちをケアできず、ロストシティでロストに送られてしまう危険性から2枚以上採用しているリストもあります。あくまで本デッキはヒスイウインディが主役であり、手札0枚条件を満たす必要があります。進化前ポケモンを採用していないため、カードのコストで捨てられないと、条件を満たせない危険性を考慮しています。)

  • アップリュー 1

変身先その2。1エネで相手の場の特性持ちポケモンの数×50点出ます。ルギア、パルキア、ミュウ、ギラティナ等に150〜250程のダメージが見込めます。
相手がケアできるため、5枚の変身先ポケモンの中で最も使わないカードではあります。それでも1エネでのダメージの大きさやレベルボール対象であることから1枚。

  • グラエナ 1

変身先その3。相手の場にvmaxポケモンがいれば、エネルギー無しで160点出ます。ミュウに弱点を突くために1枚。またキュレム、ジュラルドン 、空を飛ぶピカチュウ等が場にいてもアタッカーの選択肢になります。

  • タルップル 1

変身先その4。1エネで相手の場の特殊エネルギーの枚数×70点出ます。ルギア、ミュウ、レジギガス等の特殊エネルギーが多く採用されているデッキに対して使うため1枚。

  • ヤドラン 1

変身先その5。ツインエネルギーで相手のサイドが1枚ならば自分のサイドを2枚取れるインチキカードです。先述のヤレユータンでツインエネルギーを優先的に戻すのは、このポケモンを使うためです。最後のみ使うため1枚。

  • クイックボール 4

手札を捨てられるカードその1。ポケモンの展開、変身先1進化ポケモンのトラッシュ、手札0枚条件を満たすために4枚。

  • ハイパーボール 4

手札を捨てられるカードその2。クイックボールと同様の理由で4枚。

  • しんかのおこう 4

ピオニーから進化ポケモンを持ってくるために優秀なカード。4枚。

  • レベルボール 3

ピオニーからたねポケモンを展開するために優秀なカード。タルップル、アップリューも対象内です。4枚入れてもいいですが、枠の都合で3枚。

  • ヒスイのヘビーボール 1

たねポケモンのサイド落ちをケアするために1枚。
(救出の優先度:フシギバナ、マナフィ(ルギア相手の場合)、ヒスイガーディ、ゾロア、ビッパ、ヤレユータン)

  • こだわりベルト 2

ルギアをヒスイウインディの2回の攻撃で倒すために使います。またオドリドリが出ているミュウに対してベルト付きグラエナで倒すためにも使います。ゾロアークにベルトを付けて、進化前のミュウを倒すこともできます。ルギア、ミュウに勝つ為に必要で2枚。

  • ふうせん 1

逃げエネ0を作るために1枚。エネルギーを引けるかどうかで、ゾロアークが前に行くか選べるのは便利です。

  • あなぬけのひも 1

手札0枚条件を満たしながらベンチポケモンを呼ぶために1枚。ボスやセレナを必要なタイミングで狙って使うのは難しいため、グッズでベンチポケモンを呼べるあなぬけのひもは優秀です。

  • ふつうのつりざお 2

サイド6枚分のアタッカーポケモンを用意するために2枚。

  • ピオニー 4

手札を捨てられるカードその3。本デッキのメインサポートです。ポケモンの展開、進化、手札0枚条件の達成に必要なため4枚。

  • セレナ 2

ベンチポケモンの呼び出し、ポケモンの展開、エネルギーの引き込みに使うため2枚。

  • ボスの司令 1

ルギアデッキのノコッチ、ミュウデッキのオドリドリ等、倒せるとゲームを有利に進めることができるため1枚。

  • ザクロ 1

手札を捨てられるカードその4。マジで強い。ピオニーでクイックボールとザクロを持ってきて捨てておきます。手札0枚条件を満たせないという状況はほとんど起きません。
ルギアデッキのアーケオスや、ヒート炎エネルギーが付いたかがやくリザードンをヒスイウインディで倒すためにも必要で1枚。

  • 未開の祭壇 2

正直なところ、スタジアムならなんでも良いです。理由としては崩れたスタジアム、ロストシティ、シンオウ神殿を割るために採用しました。ヤレユータンと相性がいいため未開の祭壇を2枚。

  • キャプチャーエネルギー 1

当初はツインエネルギー4枚でしたが、フシギバナを出すために使えるため1枚採用しました。

  • ツインエネルギー 3

ゾロアークの変身先ポケモンに必要なエネルギーは、ヤドランのみ無色2個、その他は無色1個です。そのためツインエネルギーでどのポケモンも技が使えます。ヤドランのために最後に1枚残っていればいいので3枚。

本デッキの使い方

とても簡単です。
1ターン目にヒスイガーディ、ゾロア、かがやくフシギバナを出します。
2ターン目からは、ポケモンを進化させ、後続のタネポケモンを用意し、手札0枚条件を満たしてヒスイウインディで攻撃していきます。
ゾロアークで攻撃していきたい時は、ビーダルの特性やセレナを使ってエネルギーを引きにいきます。
相手のサイドが2枚の時にゾロアークを2体準備し、次のターンにヤドランに変身してサイドを2枚取れるようにします。

全対面この動きで戦います

当日マッチアップ

予選

  • 1回戦 ルギア⭕️後手6-3

相手は最速で動けなかったので後2でバトル場のムーランドを倒します。
相手は先3にアッセンブルスターを使用しました。
ルギアを2ターン掛けて倒し、2体目のルギアをライチュウで倒して勝ちました。

  • 2回戦 アイアント✖︎後手5-0 山札切れ

アイアントが見えたので不要なカードを使わず最低限の動きで戦います。ヒスイウインディを2体だけ立てて攻撃するだけです。
ピオニーからザクロを早急にトラッシュに落としておきました。手札0枚条件を満たすためです。
相手のエネルギー破壊は効きません。重要なのは応援Yホーンの混乱を何回回避できるかというゲームになります。コインの表裏結果はちょうど5分5分で1ターン分間に合いませんでした。

  • 3回戦 ミュウ⭕️後手6-5

後1でゾロアもヒスイガーディも置けなかったので、後2でマナフィを壁にしつつ進化前を準備して1ターンパスしました。
後3でメロエッタを倒し、後4でミュウvmaxを倒し、サイドレースを逆転させます。
最後は2体目のミュウにダメージを与えつつ、ゾロアークを2体準備して、ヤドランでサイドを2枚取って勝ちました。

  • 4回戦 ミュウ⭕️先手6-5

先2でメロエッタを倒し、先3でミュウvmaxを倒します。最後にベルトはっぽうやぶれをベンチの誰も耐えられない状態であなぬけのひもを使って勝ちました。

8位通過

本戦

  • 1戦目 マタドガスクロバット⭕️後手6-2

ドガースが見えたのでゾロアークは特性を使えないため全てトラッシュする、ふつうのつりざおは全てヒスイウインディに使うというプランで戦います。フシギバナとビーダルも特性が使えないので、ピオニーからザクロを早急にトラッシュに落としておきました。ヒスイウインディが毒で倒れるまでに猶予があり、クロバットに弱点を突くことができるため危なげなく勝てました。

  • 準決勝 ルギア⭕️後手4-2時間切れサイド差

相手は最速の動きではなく、先4でアッセンブルスターを使用しました。イベルタル、ルギア、アーケオスを倒した時点で時間切れ。サイド差で勝ちました。もっと早く回せていたらと反省しています。

  • 決勝 ルギア✖︎後手0-6

相手は先2でアッセンブルスターを使用して順当に場を形成します。対してボールとポケモン展開に関わるサポートを引けず、ヒスイガーディを展開することができませんでした。一度も攻撃できず負けました。

不採用カードについて

  • ヒスイゾロアーク

ジュラルドンの対策カードですが、本デッキはヒスイウインディがエネを付けずに攻撃できるため不要です。

  • バトルVIPパス

後1でピオニーから持ってくることが出来ます。使えたら強いですが別になくても戦えたので不採用にしました。

  • 回収ネット

逃げ札兼回復カード。採用したかったですが、この枠はベルトになりました。

  • たっぷりバケツ・水エネ

ピオニーからエネルギーを持ってくる手段です。マナフィも攻撃できます。ふつうのつりざおで戻すこともできます。採用したかったギミックでしたが枠の都合で不採用にしました。

  • ネズ

大会の後に気付きました。ゾロアークとツインエネルギーを持ってくることができます。持ってないので忘れてました。

  • ダブルターボエネルギー

エネルギーを入れ過ぎると手札0枚条件が満たせない危険性が高くなります。

終わりに

今回勝てたのは運が良かったからだと思います。もちろん練習はちゃんとしましたし、ヒスイウインディゾロアークを1番活躍させてあげられるデッキには仕上げた自信はあります。
でもルギアで勝てたの相手が止まったからで、ルギアに負けたの相手が動いたからなので運が良かったに尽きるでしょう。
よかったら使ってみてください。楽しいデッキです。質問もTwitterでリプなりdmなり飛ばしてください。

最後に、
練習に付き合ってくれた方、対戦してくれた方へ、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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