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「益子焼ビジネスマッチングイベント」をSHIBUYA QWSで開催しました

 こんにちは。栃木県益子町のofficialコミュニティ「ましこみゅ」です。
今年も秋の陶器市の時期が近づいてまいりましたね♪皆様ご存じかもしれませんが、益子町には300を超える窯元と50以上の陶器販売店があり、伝統と創造性が息づく地域です。近年は益子焼の製造・販売スタイルも多様化し、それぞれの窯元が独自のアプローチで事業を展開しており、他業界の事業者と出会い更なる発展を目指す窯元も多くいらっしゃいます。

 そこで、今回は益子町商工会窯業部と益子町の共催で、益子焼の産業に興味を持たれている方をお呼びして、益子焼のビジネスマッチングイベントを益子町未来共創拠点SHIBUYA QWSにて開催しました!益子焼の様々な製品がずらりと並んだ会場は圧巻の一言で、多くの方にご参加いただくことができました。


開会のご挨拶


 サプライズで益子町の広田町長がご参加くださり、華やかなスタートとなりました!

広田町長も飛び入り参加くださいました!

陶芸作家の栗谷昌克氏による益子焼のご紹介


 昨年10月にもSHIBUYA QWSでご登壇くださった栗谷さんが、益子焼の概要についてお話してくださいました。

民藝運動の中心人物であった濱田庄司は
益子を拠点に活動を広げました
和気あいあいとした雰囲気です♪

 昨年の栗谷さんと岩下宗昌さんのトークセッションについては、こちらの記事をご覧ください^^

 益子焼について知って頂いたところで、各事業者より事業内容についてご紹介いただきました。

有限会社かじ庄 渡邉吉人氏


 益子焼の商社である「かじ庄」は、首都圏を中心として専門店・百貨店・小売店のバイヤー様に対して、益子を中心に活躍する作家作品の提案、期間催事の企画などを行っています。

代表の渡邉さん^^
都内や横浜、広島などで益子焼作家の展示を開催されています。

こうじんや 櫻井逸郎氏 


 益子焼の販売店である「こうじんや」は、店舗販売の他にイベント出展、自社オリジナル商品とオーダーメイド商品の製造も手掛けています。

益子焼の枠を超えたワクワクする内容です!
新幹線箸置きは、新幹線の車内販売をきっかけに
2018年から販売開始しています

株式会社聚(じゅう)by 陶庫 塚本倫行氏


 益子の陶器ギャラリーとして50 年以上益子焼窯業に参画してきた『陶庫』の知見・コネクションを活用し、益子焼や他素材・手仕事品の産地と連携した商品開発、ODM事業、陶芸品の卸売/物流支援を行っています。

代表の塚本倫行氏
ODMの事例を紹介くださいました^^

わかさま陶芸 若林あいす氏


 オンラインショップでの小売りや、中国・台湾への卸売りに強みを持つ「わかさま陶芸」。ナチュラルでシンプルかつ洗練されたデザインが女性を中心に人気を得ています。

魅力的なオンラインショップが強みです^^
優しい風合いの器が女性を中心に人気です♪

清窯代表/伝統工芸士 大塚一弘氏


 清窯代表であり、伝統工芸士である大塚一弘氏よりプレゼンテーションの締めのご挨拶をいただきました。これまでの歴史・伝統を踏まえながら、現代のビジネス環境・生活に寄り添う「益子焼」についてしっかりと考え、産業として発展していこうとする意気込みを感じました。

大塚一弘氏

参加者の皆様と交流


 プレゼンテーションの後は、参加者の皆様との交流タイムです。今回も様々な専門分野の方がご参加くださり、益子焼の新たな可能性について意見交換がなされました。

実際に益子焼を手に取りながら、
様々な意見交換がなされていました。
商品の開発秘話を本人から聞けるのも面白いですね♪
他分野の技術と焼き物のコラボも生まれそうです^^

まとめ


 様々な専門分野の事業者の方がご参加くださり、活発に意見交換が行われていました。文化として語られることが多い益子焼ですが、発展を続ける産業としての益子焼を知って頂き、これから新しい価値を生み出していくきっかけとなる機会になれたのではと感じています。今回のご縁と経験を次につなげていけますように今後も努めていきたいと思います。
 ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

 ましこみゅは「益子町未来共創拠点SHIBUYA QWS」と益子町を拠点として、イベントやコミュニティ運営を通して益子町に興味を持ってくださる方を大切にする活動を行っています。今後も情報発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。